こんばんは。banban(父)です。
前回から少し間が開きましたが、管理人の”通学用自転車に阪急マルーンを塗装する”の最終回です。
各部品の調整などが終わり、いよいよ組み立てます。

分解したときの順序とは逆に最後にはずした部品から組み上げて行きます。
まずはクランク軸から。グリスアップされたベアリングとともに回転の調整をしながら締めていきます。緩過ぎると遊びすぎてベアリングの破損やクランク軸の磨耗につながり、締め過ぎるとペダルが重くなり力の伝達率が悪くなります。自転車の運動効率の低下と短寿命に直結します。

前輪のフォークも締め過ぎないことと、本体フレームと垂直に取り付けることが重要です。

ハンドルを取り付けると自転車らしくなってきました。

チェーンとチェーンカバーの取り付けです。ロードレーサーやMTBと違い、ママチャリは大変な手間が掛かります。

チェーンカバーを取り付けてからチェーンをまわしてチェーンをつなぎ、後輪と荷台・泥よけ・スタンドを仮止めしてから、後輪を最前部まで押し込んでチェーンを緩めた状態にし、前ギアの付いたペダル(右)にチェーンを絡ませてクランク軸に取り付けます。
ただ取り付けるだけではなく、チェーンの張り具合や後輪の左右のバランスの締め具合などを入念に確認しながら少しずつ締めていきます。クランク軸同様、力の伝達に関わるので重要な工程です。

とりあえず、仮組み完了です。この時点ではまだブレーキは取り付けていないので、垂直・水平・ペダルや車輪の回転などの確認をします。

で、やっとブレーキを取り付けて試運転が出来るところまできました。
あとは前後のブレーキの微調整とライトの調整で完成です!

作業時間、延べ20時間を越えるの超大作(?)です。見積もりすれば数万円(?)の高級自転車の完成です。
しかし、阪急電車に見えるかといえば微妙な感じで、自動車(エブリィさん)の時と同じで自転車は頑張っても自転車やなぁと感じたしだいです。
因みに管理人は、気に入って乗ってくれていますが、いまだに阪急電車の塗り分けとは気づかれていないみたいです。ただ友達に「ハンドルと前カゴの塗り分けが斬新や!」とほめられたそうです。
おまけの1枚。

何度も登場している”マルーン号初号機”です。フレームは22~23年、一番古いパーツは約30年使用しています。3~5年に一度このような形で全般検査・再塗装しているので、今でも快調に動きます。積算距離は40000Kmを確実に越えています。あと何年乗れるかわかりませんが、ブログと同様に長生きしたいですね。
明日は祭日なので管理人が更新する予定です。また見てください。
banban(父)はGW中にネタ集めに頑張りたいと思います。
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- 2016/04/29(金) 00:24:00|
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