こんばんは。管理人です。
今日も前回に引き続き京都バスの乗車記をお送りします。京阪出町柳駅から京都バスの32系統に乗って京都市の山奥に行くという内容です。前回は出町柳駅を出発して市街地を進む様子を紹介しています。

京都産業大学からさらに北進すると、叡山電車の市原駅近くにある鞍馬街道と加茂街道が合流する交差点に差し掛かります。32系統はこの交差点を直進して鞍馬街道の旧道を通ります。また、交差点を右折して叡山電車の踏切を渡ると二ノ瀬トンネルという鞍馬街道の新道にあたる走りやすい道に通じているほか、交差点を左折して市内中心部方面に通じている道は毎年春分の日に片道1便のみ京都バスが走る免許維持区間としても知られています。

鞍馬街道の旧道区間では叡山電車と立体交差をする箇所があります。この橋梁は秋の紅葉シーズンには撮影名所として賑わうようです。今回乗車したバスは二軒茶屋の辺りから叡山電車の「きらら」と併走していて、この場所で上手く交差するかと期待しましたが残念ながらタッチの差で電車に逃げられました。

市原からしばらく旧道を走ったのち、貴船の手前で新道の二ノ瀬トンネルと合流します。

貴船口停留所の辺りは道幅が広くなっています。貴船は京都市内にある観光地の中でも自然環境が豊かな場所ですが、メジャーな場所ではないような感じもするので、観光客が押し寄せすぎない良い環境の観光地だと思います。

貴船を過ぎると一気に山深い車窓に移り変わります。間伐された杉の木からこの地域の産業を感じられました。

さらに進んで鞍馬寺の前を通り過ぎました。32系統の始発である出町柳駅からずっと並行してきた叡山電車はここが終点で、この先バスは人家がほとんど無い山道を進んでいきます。

花背峠に向かう山道に入りました。道幅が狭く急なカーブも多い道をバスはひたすら走ります。

時々開けた景色が見られる箇所があります。木々が生い茂る山の中を縫うようにして道が通っていて、歩いて山を越えた昔の人の偉大さは計り知れませんね。

路線バスはゆっくりと慎重に走るので、後続車が続く際は道幅の広い所で先行させながら運行しています。
この後も32系統で終点の広河原を目指しました。続きは明日にお送りします。次回もお楽しみに。
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- 2023/05/31(水) 23:43:35|
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