こんばんは。管理人です。今日も大分・熊本旅行記をお送りします。
もう3月になりましたが、このシリーズでは1月9日から11日の日程で行った熊本旅行の様子を紹介しています。前回は熊本電気鉄道の上熊本~北熊本間で01形(元東京メトロ銀座線01系)に乗車した様子を紹介しています。

北熊本駅で御代志(みよし)行きの電車に乗り換えました。ここでは03形(元東京メトロ日比谷線03系)に乗車しました。

終点の御代志駅に到着しました。熊本電鉄に入線する際に取り付けられたシングルアーム式のパンタグラフと先頭のスカートが独特の雰囲気を出していました。

03形は車番が種車のまま変わっていないほか、各所の表記類も東京時代のまま残っている箇所があります。元の青い四角形部分をベースに社名表記が書き換えられていたり、熊本では使わないであろう8号車の表記が残っていたりします。

車内はワンマン運転用の機器が追加された点を除けばほとんど種車から変わっていないようです。営団地下鉄世代の車両に見られる特徴的なコの字型の座席袖仕切り板は今も健在です。

東京メトロ03系は熊本以外にも石川県の北陸鉄道浅野川線や長野県の長野電鉄にも譲渡されてそれぞれ活躍していますが、熊本電鉄で走っている車両は日比谷線時代の帯をそのまま残しているのが印象的でした。

御代志駅は周辺の工事に伴い昨年秋に新駅に移転していて、建てられたばかりの駅舎がとても綺麗でした。

新駅の駅前には路線バスも発着するロータリーが整備されています。

御代志駅の移転に伴い、隣の再春医療センター前駅を過ぎた辺りまでは線路の付け替えが行なわれています。今回はその新線区間で03形を撮影しました。帯の色は元の日比谷線時代と変わらないまま、先頭車だけの編成で走っているのが何ともシュールに感じました。

03形の種車は8両編成中のモーターの無い先頭車ですので、譲渡にあたっては03-100番台(元8号車)の電装が行なわれています。熊本電鉄と日比谷線は同じ狭軌(1.067mm)ですので台車はモーター付きの中間車が履いていたものと思われますが、制御装置などの一部機器は新調されているようです。
この後も熊本電鉄の乗りつぶしを進めました。旅行記の続きは明後日にお送りします。次回もお楽しみに。
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- 2023/03/03(金) 23:02:59|
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