こんばんは。管理人です。
今日も大分・熊本旅行記をお送りします。先月9日から11日の日程で熊本に行きました。前回までは熊本市電の乗りつぶしを進める様子を紹介しています。

JR線・市電と隣接する熊本電気鉄道の上熊本駅です。今回の旅行では熊本市電の他に熊本電気鉄道の乗りつぶしも進めました。この駅から乗車したのは北熊本行きの電車で、元東京メトロ銀座線の01系(こちらでの形式は01形)を見ることができました。

ホームに掲出されている路線図形式の運賃表と時刻表です。上熊本駅は路線図の左下にあります。正式な路線としては上熊本~御代志(みよし)間の菊池線が本線にあたりますが、上熊本から出ている電車は全て藤崎宮前からの路線と接続する北熊本止まりとなっています。

現在の01形は有名な黒い熊のキャラクターがあしらわれたラッピング車両になっていて、前面の大きなイラストは特に印象的でした。
この車両がかつて活躍していた東京メトロ銀座線は、線路の横に設けられたレールから給電をする第三軌条方式のため屋根上にパンタグラフはありませんでしたが、熊本では架線集電の路線を走るのでパンタグラフが新たに取り付けられました。かわいらしいラッピングとは対照的に、パンタグラフの付いた銀座線というのは厳つい感じがしました。

客用扉下部にはホームとの隙間を小さくするためのステップが設けられています。銀座線は日本初の地下鉄路線として知られていますが、こうして見るとその規格の小ささがよくわかります。

車両外装のいたるところに黒い熊のキャラクターがあしらわれていてとても賑やかな見た目です。

奥に見える高架はJR鹿児島本線です。

上熊本から5駅で北熊本に到着しました。ちなみに、東京メトロからやってきた電車はどの車両も元の番号のまま熊本でも活躍していて、今回乗車した01形は01-136号車と01-636号車でした。元の01系は全部で38本あったので、この車両は後期製造のグループになります。
この駅には車両基地が併設されていて、留置されていた03形との並びを記録できました。03形は元東京メトロ日比谷線の03系で、集電方式も線路幅も異なる地下鉄路線の車両が熊本では改造を経て同じ線路を走っています。ちなみに、熊本電鉄の路線は軌間1,067mmの狭軌ですが、標準軌(1,435mm)の銀座線を走っていた01形は入線にあたって台車と走行機器を新調したそうです。

この日の車両基地には様々なカラーリングの電車が留置されていました。2編成ある01形は銀座線のラインカラーを維持する編成と、現在の銀座線を走る1000系のような色を纏う編成があります。一番手前に写っている緑色の電車は現在は運用に入っていないらしい5000形で、青ガエルの愛称で親しまれた元東急(旧)5000系です。丸みのある緑色の車体が特徴で、遠くからでもかなりの存在感がありました。

御代志方面からの藤崎宮前行きが到着しました。この車両は6000形で、元々は都営地下鉄三田線の6000形として活躍していました。
この後も引き続き熊本電鉄に乗車します。旅行記の続きは来月3日にお送りします。
明後日は模型の記事を紹介します。お楽しみに。
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- 2023/02/27(月) 23:22:37|
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