こんばんは。管理人です。
今日も大分・熊本旅行記をお送りします。先月9日から11日の日程で熊本に行きました。前回は豊肥本線の宮地駅から普通列車肥後大津行きに乗車する様子を紹介しています。

立野駅のホームから眺める雄大な自然の景色です。この日は天気が良かったので、山の木々の色がはっきりと見えました。

スイッチバックの途中にある駅ですので、ホームの少し先で線路が途切れています。奥で工事中のエリアにはこの駅で接続する南阿蘇鉄道の建物があり、数年前の災害での被災を経て今年の全線復旧に向けて作業が進んでいるようです。

JR線のホームも災害復旧の際に作り変えられたようで、コンクリート部と上屋が綺麗なのが印象的でした。

立野を発車しました。写真の中央付近には通ってきたスイッチバックが写っていて、離れて見るとどれほどの高低差を下ってきたかがよくわかります。

立野から2駅で終点の肥後大津に到着しました。この駅から熊本駅までは電化区間で、電化区間と非電化区間を直通する気動車の運用も一部存在しますが、ほとんどの場合はここで乗り換えがあります。

今回乗車した肥後大津発の普通列車熊本行きは821系電車で運転される3両編成の列車でした。このほかにも豊肥本線では2両編成の815系も運転されますが、街中を走る電化区間ではロングシートの車両が多い印象です。

熊本までは11駅あり、所要時間は列車によってばらつきがあるものの概ね40分弱です。今回は大分からずっと豊肥本線を進んできましたが、熊本近郊の電化区間は路線の性格が全く異なっていて、とても面白い路線だと思いました。

821系の車内は背もたれの高いロングシートが並んでいて、扉横の2席ずつはヘッドレストが付いているお得な区画です。この電車の窓が小さい理由は座席の背もたれの高さにあって、背もたれの上辺と窓の下辺がほとんど同じ位置にあるのですが、景色は十分見えるので窓の大きさは特に気になりませんでした。座席は少し硬いですが、通勤電車としてはこのぐらいが良いような気がします。

今回乗車した編成は熊本車両センター所属の821系UT005編成でした。この編成が前日に福北ゆたか線の運用に入る姿を小倉駅で目撃していて、このシリーズの第3回記事でも紹介していますが、821系の運用範囲の広さを改めて感じました。

821系の走行機器には最新のVVVFインバーターが用いられていて、関西の電車だと大阪環状線の323系に走行音が似ていて個人的には好きな音でした。
この後はもう1路線乗りつぶしを進めます。次回もお楽しみに。
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- 2023/02/09(木) 23:12:19|
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