こんばんは。管理人です。
今日も11月6日のほくほく線乗車記の続きをお送りします。前回の記事ではほくほく大島駅から直江津駅に戻る様子を紹介しています。

ほくほく大島から直江津まで乗車した列車には赤い帯が特徴のHK100-9「ゆめぞらⅡ」が連結されていました。今回はその折り返し列車である普通列車越後湯沢行き831Mに始発駅から乗車しました。

ゆめぞらⅡの専用ヘッドマークです。描かれた鳥の絵が空の模様になっていて、とても明るい雰囲気で良いデザインです。ちなみに、12両あるHK100形のうち赤い帯のゆめぞら号は4両ですが、片運転台の100番台は登場当初から「ゆめぞら」だったのに対して両運転台のHK100-8,HK100-9はイベント対応車「ほしぞら」から「ゆめぞらⅡ」に改造された経緯があります。現在は100番台の2両が「大地の芸術祭」ラッピング車となっているので、そちらにはゆめぞらのヘッドマークは付いていないようです。

ゆめぞら号の車内は転換クロスシートになっているので乗り得な車両です。今回乗車したのはHK100-9でしたので扉付近と座席の間に仕切り板が設置されているだけですが、片運転台の100番台はこの部分に扉が付いていて、乗降扉付近がデッキとして仕切られているのでより高級感があります。

ゆめぞら号の最大の特徴はトンネル内で天井に映像を流せることです。車内は間接照明になっているほか、映像投影用のプロジェクターがある関係で網棚が無いのも独特の雰囲気を出しています。

車内にあるゆめぞら号の紹介パンフレットです。運行中に映像を上映するトンネルの解説や映像の種類などについての紹介があります。パンフレットにも記載がありますが、ゆめぞら号はどの列車でも映像を上映するわけではなく、毎週日曜日に指定された列車のみで上映されています。今回の旅行ではほくほく線に乗車することを一番の目的としていますが、日曜日にゆめぞら号が映像を上映する列車に乗れるように日にちと行程を考えて訪れました。

車内で映像が上映されるのは第1・第2飯室トンネル(3,788m.大池いこいの森~うらがわら間)、深沢・霧ヶ岳トンネル(5,391m.虫川大杉~ほくほく大島間)、鍋立山トンネル(9,130m.ほくほく大島~まつだい間)、薬師峠トンネル(6,199m.まつだい~十日町間)、赤倉トンネル(10,472m.しんざ~魚沼丘陵間)の長いトンネルがある5つの区間です。通常はそれぞれの上映区間毎に5つの異なるテーマの映像が上映されていて、映像の長さは3分~5分半程度です。写真はほくほく大島~まつだい間で上映された「星座」で、まるでプラネタリウムを見上げているかのような感じがしました。

こちらはまつだい~十日町間で上映された「天空」です。どの映像も美しい描写と迫力ある音が楽しめます。

今回は六日町駅で降りました。とても楽しい時間を過ごせました。

六日町駅はJR上越線とほくほく線の接続駅で、ほくほく線の駅名標には隣の駅として上越線の塩沢と越後湯沢の2駅が記載されています。ほくほく線の列車は上越線内の塩沢に一部の列車が停車しますが、上越国際スキー場前・大沢・石打の各駅には停車しないのでこのような表記になっていると思われます。

駅構内にあるガチャガチャです。ほくほく線内にあるトンネルの名前のどれかが当たるものと北越急行の車両のイラストが描かれたものの2種類があります。
この後は六日町駅の周辺を散策しました。次回の旅行記もお楽しみに。
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- 2022/12/08(木) 23:06:27|
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