こんばんは。管理人です。
今日も静岡県乗りつぶしシリーズの記事をお送りします。前回は大井川鐵道井川線の奥大井湖上駅から列車に乗車する様子を紹介しています。

大井川鐵道の千頭駅で井川線から大井川本線に乗り換えます。駅には普通列車金谷行きの16000系が停車中でした。この車両は元近鉄16000系で、現在でも近鉄南大阪線・吉野線で走っている同型車がかつて纏っていた伝統の近鉄特急色を維持する貴重な存在となっています。

現在も活躍を続ける16003Fは元々は近鉄16000系のY03編成でした。同系の初期車には乗降口と座席を仕切るデッキが無く、大井川鐵道に譲渡された編成は内装がほぼ近鉄時代のままになっています。往年の近鉄特急の特徴を色濃く残す電車ですがお世辞にも車内外の状態が良いとは言えず、塗装が捲れていたり座席が破れていたりするのが残念です。

JR線と接続する金谷駅に戻ってきました。

金谷駅にあるJRと大井川鐵道の乗り換え改札口です。大井川鐵道からJR線に乗り換える場合は、定期券などのJR線の乗車券を持っている人と交通系ICカードを使う人が利用出来ます。

金谷駅から東海道本線の下り列車に乗って京都まで帰っても良かったのですが、この日は12月3日金曜日ということで平日ならではの列車に乗車するべく静岡駅に向かいました。

今回の活動で乗りたかった平日ならではの列車というのがホームライナーです。この日乗車したのは帰宅ラッシュの時間帯に静岡→浜松で運転されるホームライナー浜松1号で、乗車券とは別に330円の乗車整理券を購入するだけで着席が約束される列車です。

ホームライナーに充当される373系が入線しました。平日に片道4本の運転があるホームライナー浜松は1号と7号が静岡始発で3号と5号は沼津始発です。

373系のホームライナー幕は朝と夜の通勤時間帯に運転される列車であることを表しています。

ホームライナーは本来は全車指定席ですが、出来るだけ乗客同士が隣り合う機会を減らすために当面の間全車自由席となっています。乗車整理券を買えば373系の好きな席に座れるので、最後尾に連結されるモーター付きの3号車(クモハ373)に乗車しました。お得に373系の東芝GTO-VVVFインバーターの走行音を楽しめる上に着席が保証されているので快適です。

終点の浜松に到着しました。機会があればまた乗車したい列車です。
浜松からは新幹線で京都まで帰りました。この日の目的地であった大井川鐵道を存分に楽しめて良かったです。
明後日のブログは京都市バスの記事をお送りします。また見てください。
★おさらい(12月3日に新たに乗車した路線・区間・距離)
大井川鐵道
大井川本線(新金谷~千頭:37.2km)
井川線(千頭~井川:25.5km)
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- 2021/12/27(月) 22:55:51|
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