こんばんは。banban(父)です。
今日はママチャリ"弐号機"の話題です。前回はこのリニューアル工事に使用する部材と工具を紹介しましたので、今回は工事に掛かります。

作業前の状態です。場所は会社の倉庫の片隅です。お昼休みなど仕事の合間をぬいながら進めていきます。(従業員には"またあの人自転車弄ったはるわ"と呆れられているのはここだけの話・・・)

まずはチェーンカバーを外してクランクとクランク軸を抜き取ります。抜き取った直後の姿です。軸の中にベアリングの玉が転がっていました。

ベアリングのリングの爪が全て損傷して玉受けが写真のような状態でした。右のクランクが異音がしていたので何箇所かは損傷しているのは予想しておりましたが、まさかの全滅でした。この状態では左側のクランクとベアリングだけで回転ししてたことになります。クランク軸も玉受けが擦れる所が擦り減っていましたので(コレも予想しておりましたが)、先日紹介しました新しいクランク軸に交換します。

軸を抜いたあとネジの溝などを洗浄して、新しいクランク軸を装着します。新しい軸はベアリング部がシールドされているのか構造がよく分かりませんのでメンテナンス出来るか不明ですが、とりあえず装着します。

この工事のために新規購入しました専用の締め付け工具と会社にある大きなモンキーを使って締め付けていきます。会社で作業する最大の目的は工具がたくさんあることと、油汚れなどに対する洗浄の設備が整っているところにあります。あと、工事するにあたって会社の方々の多大なるご理解も忘れてはなりません。感謝感謝。

次は新しいクランクとチェーンリング(歯車)です。元々装着していましたママチャリのクランクは歯車と一体型のシンプルな構造で、歯車数が一般的な32歯のタイプでしたが、新しいクランクと歯車は交換可能なセパレートな構造で、歯車の方は48歯とかなり多い目の歯数となっています。その上クランク長も少し長くなりますので、力の伝達力も上がり、ギヤ比も単純計算で1.5倍のスピードが出る(=その分ペダルが重くなります)ということになります。コレはかなり期待できます。

早速装着してみました。ママチャリでは見られない大きな歯車が大きな期待を感じさせます。なんだか行けそうな気がする・・。

クランクの次はペダルを装着します。一応新しいペダルも用意してはおりましたが、元々装着していましたペダルを分解してみました。

グリスアップしたら問題なく動きましたので、そのまま使うことにしました。新しいペダルはそのまま予備としてストックしておきます。

ペダルを装着して、チェーンを組みなおして足回りの修繕・機器更新が完了しました。この状態で手でペダルを回しても後輪が凄い勢いで回転しました。クランク軸のベアリングも新品ですので軸ブレも無くスムーズに伝達します。これはかなり期待できます。
この後は刷毛塗りによる再塗装→カゴの取り付け→ブレーキなどの調整で完成の予定となっております。ブログの記事としましては次々回の(父)の記事(11/12)で掲載する予定です。もう少しで完成なので頑張ります!
明日は管理人の記事で更新予定です。また見てください。
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- 2021/11/08(月) 23:34:39|
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