こんばんは。管理人です。今日も昨日に引き続き7月の旅行記をお送りします。このシリーズは今回が最終回となります。前回は飯田線の天竜峡駅で途中下車をするところまで掲載しています。

この後に乗車する列車の時間まで余裕があったので天竜峡駅の周辺を散策しました。駅から歩いてすぐのところにある橋の上から峡谷に流れる川を眺めることが出来てとても良い景色でした。

川のすぐ横に飯田線の駅があります。どうやら川の横を歩ける道が整備されている感じでしたが、暑いのでそこまで行くのは断念しました。

再び駅に戻りました。これから乗車する普通列車豊橋行きに充当される車両は中央本線の岡谷からこの駅まで乗ってきたのと同じ車両で、普通列車天竜峡行きとして到着後に駅構内で入換を行なって待機していました。この駅で後続の天竜峡止めの列車と接続を行なってから出発するので、天竜峡での待ち時間に昼ご飯を食べて駅周辺を散策してから先に列車の座席を確保するという良い時間の使い方が出来ました。

天竜峡から先は飯田線の中でも列車本数の少ない区間ですが、昼間は2~3時間に1本の運転間隔ですのでローカル線としてはそれほど本数は少なくないように感じます。

向市場~城西の間にある第六水窪川橋梁を通過するところです。水窪川の左岸から右岸に向かって進むものの、右岸に渡り切らずに再び左岸に戻るという大変珍しい橋で「渡らずの橋」として親しまれています。この区間は佐久間ダムの建設に伴って線路切り替えが行なわれた区間で、当初掘る予定だった新線のトンネルが建設途中で崩落してしまったためにその迂回路として近くの川に橋を架けて新線としたのが現在の飯田線の線路です。当初から川を渡ることが目的ではなかったのでこのような珍しい橋が出来ました。

閑散区間を過ぎて沿線に住宅の多いエリアに入りました。豊川駅では名鉄豊川線の豊川稲荷駅が隣接しています。ここまで来ると豊橋まではもう少しです。

小坂井~下地の間にある平井信号場を通過しました。この信号場は名鉄名古屋本線とJR飯田線の接続地点となっていて、ここから豊橋駅までは名鉄とJR東海で線路を共用しています。

豊橋駅に入線するところです。辰野駅から飯田線を進んできて最後にすれ違ったのは名鉄の電車でした。名鉄側はダイヤの制約ギリギリとなる6本/hの列車が豊橋駅に乗り入れるので飯田線と比べると本数が多いです。

列車の終点豊橋に到着しました。長野県にある中央本線の岡谷駅から天竜峡での休憩を挟んで豊橋まで乗車したのは大垣車両区所属の313系3000番台R107編成(写真右)でした。今後も大垣駅3番線で出会うかもしれませんね。

今回飯田線を乗り通したことでJR東海の全線乗車と愛知県内の鉄道路線全線乗車を同時に達成出来ました。JR東海の路線は乗車するのが不便に感じる区間は無い上、住んでいる京都から割と近いのであっさりと完乗出来ました。また、今回の活動では静岡県内の鉄道路線にもいくつか乗車したので同県内の未乗車路線は伊豆箱根鉄道の十国峠ケーブルカーと大井川鐵道の2社3路線になりました。十国峠ケーブルカーは早めに行っておきたいです。
このシリーズはこれにて終了となります。ここ最近の旅行では久しぶりにたくさん電車に乗ったなと感じました。それだけ充実していたので良かったです。ちなみに、豊橋からは東海道新幹線で京都に帰りました。
これからしばらくの間は大きな旅行記は無いので、明後日からは模型製作記や日帰り活動ネタなどで更新します。また見てください。
★おさらい(今回の旅行で新たに乗車した路線・区間・距離)
JR東日本
中央本線(岡谷~辰野~塩尻:27.7km)
JR東海
御殿場線(国府津~沼津:60.2km)
身延線(富士~甲府:88.4km)
飯田線(豊橋~辰野:195.7km)
天竜浜名湖鉄道
天竜浜名湖線(掛川~新所原:67.7km)
遠州鉄道
鉄道線(新浜松~西鹿島:17.8km)
静岡鉄道
静岡清水線(新静岡~新清水:11.0km)
岳南電車
岳南鉄道線(吉原~岳南江尾:9.2km)
伊豆箱根鉄道
大雄山線(小田原~大雄山:9.6km)
駿豆線(三島~修善寺:19.8km)
- 関連記事
-
スポンサーサイト
- 2021/08/29(日) 23:16:16|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0