こんばんは。banban(父)です。
今日はサイクリング撮影記です。順番は前後しましたが、自転車がリニューアルされる前の最後の記事になります。今回は5月に購入してまだ使えていなかった新しいレンズを装着して試し撮りとして活動してきました。

昨年管理人にプレゼントしてもらったデジタル1眼レフカメラに、ヤフオクの収益金で購入した中国産の格安レンズという、他力本願な組み合わせですが、比較的最近のデジタルカメラに、アナログではありますが、開放値f1.8の明るい85mmの望遠レンズという斬新な組み合わせで撮影に挑みます。
撮影はサイクリングも兼ねておりますので、阪急や京阪のお気に入りの撮影ポイントで確認方々撮影して行きます。

まずは西山天王山~大山崎の円明寺踏切から。
到着していきなりやってきた1306Fの"コウペンちゃん"ラッピングです。
折角の開放値の明るいレンズですので、出来るだけ開放に近いところで撮影してみます。ただこの新しいレンズ、絞りの段が普通のカメラと異なり、1.8-2.5-3.5-4.5-6-10-22、と区切られており、常識的なカメラのレンズ(1.4-2-2.8-4-5.6-8-11-16-22)とはかなり相違していますので違和感があります。

なので、数値のことはあまり考えずに、ISOとシャッタースピードを固定してから、試し撮りをして、適度なところで絞りのリングを止めて撮影します。さらにこのレンズは電子接点がありませんので、撮影データ(絞りに関してですが)が残らないので、撮影時に別に記録しておくなどのアナログ的な操作も必要となります。そういえば大昔に撮影していた頃は、大事な写真は撮影データを手書きにて記録していたような・・。最近は何事にも便利な世の中ですが、こういったことで、昔の苦労も思い出されていい経験になります。

今回は自転車での移動で荷物も考慮に入れて、レンズはこの1本だけの構成なので、交換するレンズはありませんので、自分で動いて構図を変えていきます。絞りを開放に近づけたり、逆に絞ってみたり、色々試します。

絞りも色々試しながらですが、絞りを変えると被写界深度も変わりますので、ピントの合う範囲をまた変わります。開放に近いとピントの合う範囲が狭い上に、最近のカメラは手動でピントを合わせることが考慮されていないだろうと思うのですが、1枚マットのスクリーンですと開放したときのピント合わせはかなり難しいです。デジカメなので試し撮りして確認してから本番に挑めますが、なかなか難しい・・。
でも逆に捉えると、最近の機械の性能(精度やスピード)の凄さを実感できたり、マニュアルでピント合わせが決まったときの何ともいえない達成感とかを味わえるのもこのマニュアルレンズの楽しさ何だとも思います。

京阪沿線に場所を移します。阪急と違い露出に余裕のある被写体(ボディーの色合い)ですので、少しは綺麗に撮れそうな気がします。

少しフレアが気になりますがピントはまずまず、露出もまずまず、ボケ味はそれなりな仕上がりです。APS機ですのでボケはそれほどですが、ズームレンズに比べるとかなりボケる方でしょうか。ホントはフルサイズ機で試したいところですが、予算的には難しいので、この辺りで我慢します。

画角的には単焦点らしい素直な表現でしょうか。標準的な設定(ISO、SS、絞り)で撮影するとそこそこ綺麗な線が出ているような気もします。

この日の1番のお気に入りカットです。ピント、絞り、構図などまあまあいい感じに仕上げられたでしょうか。
このレンズは使いこなすのはなかなか難しいとは思いますが、焦点距離が85mmという適距離な単焦点レンズであることと、機械に頼らずに自力で撮影できるという達成感も味わえますので、また持ち出して撮影に出かけたいと思います。
明日からはまた管理人の更新になります。頑張って更新しますのでまた見てください。
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- 2021/08/18(水) 23:13:21|
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