こんばんは。管理人です。今日も昨日に引き続き7月の連休の旅行記をお送りします。前回は静岡鉄道に乗車した様子を掲載しています。

東海道線の清水駅から普通列車沼津行きに乗車します。静岡地区では定番の211系がやってきました。このエリアは電車の本数が多い上に列車の終点における接続も考慮されたダイヤ設定になっているので利用する場合には不便には感じません。また、走っている電車はロングシートの211系と313系なので乗り心地が大変良くて快適です。

ここで乗車したのは211系6000番台でした。JR東海の211系は基本的に3両又は4両の編成で上り方先頭車と中間車で電動車ユニット(走行に必要な機器を複数の車両に分散して搭載する仕組み)を組みますが、2両編成では中間車が無いので飯田線で活躍する213系のような1M方式(走行に必要な機器を1両だけに搭載する仕組み)となります。211系6000番台は走行システムこそ213系に近いのですが、2扉では静岡地区の輸送に対応出来ないと思われますので3扉ロングシートの211系として製造されました。ちなみに6000番台を名乗るのは上り方のクモハだけで、下り方のクハはトイレが無いので5000番台の続番(-5049~)になります。

吉原駅で下車しました。JR東海の駅名標には駅の所在地が記されているので、この駅では静岡県富士市という表記を見ると富士山の近くに来たことを実感出来ます。

この駅で岳南電車に乗り換えます。JRと岳南電車の乗り換え専用通路が設けられているので迷うことなくアクセスが出来ます。

岳南電車のホームにやってきました。ここでは元京王3000系を両運転台に改造した単行の電車が走っていて形式は7000形というようです。

終点の岳南江尾駅(がくなんえのお)に到着しました。島式ホームが1面だけある小さな駅で、駅のすぐ傍には東海道新幹線が走っています。日没を過ぎて暗くなってしまったので車窓風景は記録出来ませんでしたが、岳南電車は工場が多く立ち並ぶ中を縫うようにして走るのが魅力の1つです。この日は連休中でしたので夜まで操業中の工場はほとんど無いようでしたが、操業中の工場が多いと車窓から工場夜景を楽しめるとのことです。
ちなみにここまで乗ってきた7000形の隣に留置されていたのは9000形という車両で、元京王5000系が他の地方私鉄を経て岳南電車にやってきました。こちらは7000形とは異なり車体が塗装されていますので異彩を放っています。

7000形の車内にある製造銘板と改造銘板です。昭和48(1973)年に製造されて岳南電車向けに改造されたのが平成9(1997)年ですのでまだまだ新しい感じがしますね。

この日は宿泊地の関係で吉原まで戻らずに1つ隣のジャトコ前駅で下車しました。駅のすぐ傍にジャトコという会社の工場があることから付けられた駅名とのことです。駐輪場のようなホーム上屋が設置されているのもユニークですね。

旅行2日目(7月23日)も岳南電車からスタートです。まずはジャトコ前から吉原まで1駅だけ電車に乗車します。

吉原から三島まで東海道線の普通列車熱海行きに乗車しました。
次に乗車する私鉄は伊豆箱根鉄道の駿豆線です。旅行記の続きは明後日に掲載します。また見てください。
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- 2021/08/14(土) 22:40:55|
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