こんばんは。管理人です。今日も昨日に引き続き近鉄特急しまかぜの乗車記をお送りします。前回は京都駅停車中に車内外の観察をする様子を掲載しています。

多面的に構成される先頭部がとてもかっこいいです。車体の白と青のカラーリングは派手ではないものの落ち着いた風格を感じられるので非常に洗練されたデザインの電車であると感じました。

隣のホームに30000系「VISTA EX」と各駅停車の8000系が停車中でした。30000系や22000系「ACE」リニューアル車のような普通の近鉄特急でも乗車するとテンションが上がるものですが、特急券のほかにしまかぜ車両券が必要なこの列車はやはり特別な空気感があります。

京都線の竹田付近を通過するところです。進行方向右側には京都市営地下鉄の竹田車両基地が見えます。しまかぜの車内で駅の到着・発車時に車内チャイムとは別に流れる音楽が旅の気分を盛り上げてくれます。

各座席に備え付けられている車内設備の説明書には座席背面のリクライニング方法や車内設備の場所についての説明、さらには無料Wi-Fiの接続や前面展望映像の視聴方法などについて書かれています。情報量が大変多いので、"見る"というよりは"読む"といった感じでした。

アテンダントさんからおしぼりと記念乗車証をいただきました。このほかにワゴンによる車内販売があるあたりに一般の特急列車とのサービスの違いが見られます。

デッキ部分にある車番と鉄道友の会ブルーリボン賞受賞プレートです。前年に登場した鉄道車両の中で最も優れた車両とされる形式に贈られるのがブルーリボン賞で、今でも現役の近鉄特急だと12400系「サニーカー」や30000系「ビスタカー」、21000系「アーバンライナー」など歴代の名車が何度も受賞しています。最近では名阪特急などで運転される80000系「ひのとり」もこの賞を受賞しています。

しまかぜ乗車中に視聴出来る前面展望映像で橿原線から大阪線へアプローチする新ノ口連絡線を通過する様子を楽しめました。特急列車でしか通過出来ない単線区間をゆっくりと進んでいくのが京伊特急の楽しみのひとつです。

大和八木を出ると伊勢市・宇治山田・鳥羽・鵜方に停車します。他の特急列車の多くが停車する伊勢中川(写真)・松阪・五十鈴川・志摩磯部を通過するのも新鮮に感じます。

松阪を通過するところです。

伊勢市に到着しました。この駅は伊勢神宮外宮への最寄りとなっていて、ここで列車を降りる乗客が多い印象でした。
この後も近鉄特急しまかぜの旅を続けます。このシリーズの続きは明後日に掲載します。また見てください。
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- 2021/06/29(火) 23:06:53|
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