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banbanさんの鉄道日記

京都在住の鉄道好きが送る活動日記です。

初夏の北陸・信越乗りつぶし旅行記(22.富山港線の鉄軌境界を観察する)

こんばんは。管理人です。今日も昨日に引き続き北陸信越旅行記をお送りします。前回は富山地方鉄道の富山港線に乗車する様子を掲載しています。

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富山駅から岩瀬浜まで富山港線に乗車して、その帰りに途中の奥田中学校前で下車しました。この駅は元々JR西日本の路線だった鉄道線区間とLRT(ライトレール・トランジット)化される際に新設された道路上の併用軌道との境界地点となっています。
駅で行き違いを行なう2つの電車は同じTLR0600形という車両ですが、パンタグラフの位置からお分かりいただけるように電車の向きがそれぞれ異なっています。これは富山港線と直通運転を行なう富山軌道線(路面電車)の乗り入れる区間によって電車の向きが変わる運行経路があるためで、この路線が富山地方鉄道に編入されるまでは見られなかった光景です。

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駅のホームのすぐ横に鉄軌境界地点があります。

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駅を出て富山駅方面に向かう電車は右にカーブしてから道路上の併用軌道に入るのですが、道路に合流せずにそのまま直進した先には歩行者と自転車専用の道があります。不自然な場所に自動車が入れない道があるのでおそらくこの道が旧JR富山港線の廃線跡ではないかと思われます。

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富山駅方面へ向かう電車に乗車します。専用軌道区間の設備はJR時代から使用されているものもあり、その中をお洒落なデザインの低床車が走りぬけるところが新鮮でした。

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富山駅に戻ってきました。対向の岩瀬浜行きはT100形で運転されていました。この車両は富山地方鉄道の自社発注の低床式路面電車で、他の低床車(TLR0600形・デ9000形)とは異なり3車体連接構造となっています。富山港線が地鉄に編入された後はデ9000形と共に岩瀬浜にも乗り入れています。

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高架化されて新幹線も乗り入れるようになった新しい富山駅の高架下に進入する路面電車です。古参車両のデ7000形も新しい街並みに馴染んでいるようでした。

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京都に帰るためにあいの風とやま鉄道線のホームにやってきました。2010年1月に(父)に連れられて訪れた際は高架化はおろか新幹線の陰も形も無かったので、それから11年と4ヶ月が経った現在の様子はまるで別の駅という感じがしました。

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これから乗車する列車の時間までは余裕があったので駅弁を購入して食べました。個人的に北陸エリアの駅弁といえばこのますのすしを思い浮かべます。

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容器いっぱいに鱒寿司が入っていて、脂の風味と酢飯の味付けがとてもおいしいです。
この後はあいの風とやま鉄道ではなくJR高山本線の列車に乗車します。このシリーズは明後日に掲載する記事が最終回となります。また見てください。
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