こんばんは。管理人です。今日は5月2日~4日の北陸信越旅行記をお送りします。前回は越後湯沢駅で上越新幹線のE4系を記録するところまでを掲載しています。

越後湯沢駅の在来線ホームに移動しました。駅構内の端にある0番線に停車中の列車がこれから乗車する北越急行ほくほく線の超快速「スノーラビット」直江津行きです。北越急行のHK100形1両で運転されます。

列車側面の行き先表示です。路線名・種別とかっこいいイラスト入りの列車愛称「スノーラビット」と行き先が順番に表示されます。おそらく全国でここだけの超快速という種別は英語表記が"Cho Rapid"になっているのもユニークですね。

上越線水上行きのE129系です。新潟地区ではお馴染みの新型車両で、新潟駅周辺の電化路線と上越国境を越えて水上駅までが運用範囲のようです。2012年夏に(父)に連れられて上越線に乗車したときは115系がたくさん活躍していましたが、いつの間にか銀色のキラキラした電車に置き換わっていました。

越後湯沢を出発しました。最初はカーブの多いJR上越線を走るのでゆっくりと進む印象です。

今回ほくほく線に乗車するにあたっては事前に乗車券を用意しました。越後湯沢~(上越線)六日町~(北越急行ほくほく線)犀潟~(信越本線)直江津~(えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン)上越妙高という私鉄線を2区間含む経路で、このようなややこしい経路指定はみどりの券売機では当然出来ないので窓口に行って係員氏に発券してもらいました。みどりの窓口がある駅で本当によかった。

六日町で上越線から分岐してほくほく線に入ります。ここまでは上越線区間をゆっくりと走ってきましたが、この分岐点を過ぎてからが北越急行の本領を発揮する場面です。

ほくほく線は列車が高速走行をするための設備が整えられていて、線形が良いほかレールや枕木も太いタイプが使用されているようです。写真の区間も緩いカーブがあるものの125km/h制限となっているなど高規格路線の雰囲気を楽しめます。
かつてはJR北陸本線の金沢からほくほく線を経由して越後湯沢まで特急はくたか号が運転されていました。ほくほく線内では最高速度160km/hで走行するなど国内の在来線における最速タイの列車でしたが、北陸新幹線の金沢延伸によって廃止されてしまったのが残念です。はくたか号で使用されていた赤い帯が入った683系は列車廃止を機にJR西日本に売却されましたが、その車両に付けられていた愛称が「スノーラビット」であったので現在のほくほく線最速達列車となる超快速の列車愛称として引き継がれました。

十日町の手前では進行方向右側にJR飯山線の線路が見えてきます。線形が良い上に途中の停車駅も少ないので速さを維持したまま気持ちよく走るのが特徴です。

この列車唯一の途中停車駅である十日町に到着しました。現行ダイヤでは超快速は1日に1.5往復の運転があり、虫川大杉・まつだい・十日町・六日町に停車する列車が上下共に1本ずつ(3841M,3830M)と十日町のみ停車の最速達列車が上り1本(3832M)です。ちなみにほくほく線は犀潟→六日町が下りでその反対が上りとなり、快速・超快速の列車番号は3000番台で区分されています。

(再掲載・2010年1月撮影)
懐かしの特急はくたか号です。雪によるダイヤ乱れの影響で代走に入ったJR西日本の489系と金沢駅で並ぶ北越急行の683系です。ボンネット型の国鉄特急車である485(489)系も赤色の683系もかっこよかったのですが、新幹線延伸によって全て過去のものとなりました。
この後もほくほく線の旅を続けます。旅行記の続きは明日掲載します。また見てください。
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- 2021/06/19(土) 22:48:01|
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