こんばんは。管理人です。今日は模型製作記「本州最果ての元荷物電車製作記」の第3回をお送りします。このシリーズでは鉄道コレクションのJR123系を加工する様子を掲載しています。

このシリーズの前回記事では切り継ぎ加工で車体側面の扉と窓の位置を入れ替える作業を紹介しました。切り継ぎ箇所の継ぎ目がある程度消せたら下地としてプライマーを塗装します。

これから車体色の選定に入るのですが、模型屋さんの塗料コーナーで棚とにらめっこした結果買ってきた色がこちらです。今回製作する123系にはJR西日本の単色化計画によって地域別に設定された色のうち中国地方の電車で見られる濃黄色を塗装しますが、どの塗料がちょうど良い色合いなのかわからないので近そうな色から自分で作ることにしました。

実際に塗ってみました。実車の色褪せたイメージよりも少し濃い目の色合いにして走らせたときによく目立つようにしました。車体色を付けると一気に電車らしく見えますね。ちなみに、黄色の塗料を買ってきた直後に模型の量販店が営業自粛に入ってしまったので、ギリギリのタイミングで何とか滑り込みセーフでした。家に居るように言われても模型屋さんが閉まっていては、ね・・・。

2両共黄色くするのではなく、1両は白い車体に青帯が入った旧色にします。まずは帯色の青色20号を塗装してから細いテープでマスキングをします。このときに前面の窓周りのマスキング(写真中の赤い矢印)を忘れないように気をつけます。

旧色の車両も塗装が終わりました。帯が細いので難しいマスキングでした。

側面も概ね真っ直ぐな帯が入れられました。今回製作する2両のうちクモハ123-5は現行仕様、クモハ123-6は2014年頃の仕様に設定していますので、こちらはトイレが設置されてから単色化されるまでの短い期間のみ見られた姿になります。

車体の塗装が終わったので、取り外していた窓ガラスを嵌める作業に移ります。

切り継ぎ加工で車体の扉と窓の位置を入れ替えているので窓ガラスもそれに合わせて切断します。強い力を入れて切るとクラック(ひび割れ)が入ることがあるので、優しく少しずつ切っていくように心がけます。

全ての窓ガラスが嵌りました。大きい部品ながらかなり繊細な作業が求められるので綺麗に嵌ると楽しいです。
この後は車体の装飾作業を進めたいと思います。次回の模型製作記は現在掲載中の旅行記が終わったタイミングで掲載する予定です。また見てください。
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- 2021/06/17(木) 23:38:55|
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