こんばんは。管理人です。今日は模型製作記「本州最果ての元荷物電車製作記」の第2回をお送りします。このシリーズでは鉄道コレクションのJR123系を加工する様子を紹介していきます。

前回の模型製作記では開封から各パーツ毎に分解するところまでを掲載しました。まずはパーツが全て外れた車体に線を書き入れて、その線を目印として側面を切断します。写真では赤い矢印で示した箇所の扉と窓の位置を入れ替える作業になります。

切断作業が終わりました。切り出したパーツを持つと幸せに感じます。

車体を丸ごと切断せずに屋根板とガラスパーツが嵌る部分を残すことで車両の長さが変わらない切り継ぎが出来るのが鉄コレのいいところです。車体の上面には手を入れないことで屋根板を取り付ける際に加工や無理な接着をする必要が無くなり、素材の味を活かした工作が出来ます。

扉と窓を入れ替えて接着しました。後ろに写っているのが改造前の車両で、こうして見ると実車では結構大掛かりな改造であることがわかります。模型では車体の切断を伴うちょっとした装飾作業のつもりだったのですがね・・・。
今回製作するのは宇部線・小野田線で活躍する123系で、宇野線仕様の鉄コレ製品からの切り継ぎ加工でクモハ123-5とクモハ123-6の2両をプロトタイプとします。実車は荷物電車から旅客電車に改造された当初は阪和線羽衣支線で活躍し、その後は宇野線(茶屋町~宇野)での運用を経て現在は下関に所属しています。

切り継ぎ加工のついでに窓桟を1箇所だけ取り除いておきました。(写真中の赤い矢印部分)

窓桟を取り除いた部分はトイレ設置部として窓を埋めました。実車では下関転属後の改造で車内にトイレが設置されていて、改造車故の特異な外観が目を引く123系に新たなインパクトを与えています。

今回の実車資料は一昨年の旅行で撮影した記録がたくさんあるので、それとにらめっこしながら製作を進めていきます。

継ぎ目をパテで埋めました。

車体の裏に車番を入れたテープを貼って製作中の見分けがつくようにしました。2両同時に製作を進めますが、1両ずつ異なる仕様に仕上げるので識別ヨシ!
この後は車体の塗装に入ります。模型製作記は旅行記の合間に少しずつ掲載します。また見てください。
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- 2021/06/11(金) 23:46:04|
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