こんばんは。管理人です。今日も昨日に引き続き北陸・信越旅行記をお送りします。前回は七尾駅からのと鉄道に乗車して終点の穴水駅に到着するところまでを掲載しています。

穴水駅構内にある保存車両です。かつてのと鉄道で活躍したNT800形という形式らしいです。

こちらの保存車両はNT100形という形式で、現在運行されているNT200形が登場するまではこの車両が主力として活躍していました。行き先表示が蛸島となっていますが、これは穴水駅で七尾線と接続していた能登線という路線の終着駅だったところです。七尾線の穴水~輪島の区間が廃線となった後に能登線も廃線となりました。

これから乗車する七尾行きの列車が入線しました。一般の営業列車の後ろに観光列車「のと里山里海号」を連結した2両編成で運行されます。観光列車の乗車には基本的に事前の予約が必要とのことですが、今回は予約をしていないので一般の営業車両の方に乗車しました。

能登鹿島~西岸の区間では海側に「七尾湾ツインブリッジのと」という大きな橋が見えます。この列車は観光列車を連結しているので、指定されたビュースポットでは一旦停車して撮影などが出来るような配慮がなされています。

途中の能登中島駅で列車の行き違いのため長めの停車時間がありました。

駅構内はこのような雰囲気です。

駅舎はローカル線の途中駅ではよくある雰囲気の建物で駅前には自家用車送迎用のスペースが整備されています。

この駅には国鉄時代に活躍した郵便客車オユ10形が保存されています。オユ10 2565という車番で、軽量客車として増備された10系客車の中でも当時の郵政省が所有していた車両です。

郵便車独特の格子状の窓からはどこか厳つい印象を受けます。現在では走っていない郵便車や荷物車などの事業用車両は鉄道の歴史の一部といえる存在ですのでこれからも大切に保存されるといいですね。

今回使用した乗車券「つこうてくだしフリーきっぷ」です。1000円の発売価格でのと鉄道線七尾~穴水の区間が乗り降り自由となります。七尾~穴水の片道運賃が850円ですので往復すると大変お得です。
この後もJR・のと鉄道七尾線の旅を続けます。続きは明後日に掲載します。また見てください。
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- 2021/05/23(日) 23:02:38|
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