こんばんは。管理人です。今日も昨日に引き続き春の旅行記をお送りします。前回は長野電鉄の信州中野~湯田中の勾配区間で3500系(元営団地下鉄日比谷線3000系)に乗車したところまでを掲載しています。

路線の終端部から停車中の電車を撮影しました。1面1線の配線で線路・架線共にぷっつりと途切れているような感じです。

現在使用されているホームから線路を挟んで反対側にはかつて使用されていた旧ホームと旧駅舎が残されています。とても趣のある建物です。

旧駅舎の傍らから電車を見るのも風情があって良いです。

駅前には温泉街への玄関口があります。

現在使用されている駅舎に隣接して長電バスの湯田中営業所があります。一番手前に停まっているバスは奥志賀高原行きの表示を出しているので営業運転中のようです。奥志賀高原はスキー場があることで知られているところで、駅前も冬の時期は多くのスキー客で賑わうのでしょうか。
そういえば高校の修学旅行は長野県でのスキー研修でした。専用の服は動くとかなり熱かったこととリフトに乗るのがとても楽しかったことを思い出します。

駅の周囲は山に囲まれていて、この場所の標高が高いことを実感出来ます。

再び駅ホームに戻りました。現在は1面1線の配線となっていますが、かつてはもう1本の線路とホームがありました。
信州中野~湯田中は特に勾配がきつく、湯田中駅に入線する直前まで急勾配が続いています。現在使用されているホームはかつては有効長が短く2両編成程度の列車にしか対応していませんでしたが、延伸しようとしても急勾配にかかってしまうため、3両編成の電車は一度駅を通り過ぎてスイッチバックを行なった上で有効長の長い旧ホームに入線していたということです。そこで、運転席が客室の上にあるため乗務員さんの移動を伴うスイッチバック運転に適さない元小田急ロマンスカーの入線に際して駅の改良工事を行い、1面1線に変更されてホームも延伸されて現在の形態になっています。

乗ってきたのと同じ電車で引き返します。

3500系の車内には製造時の銘板が今でも取り付けられています。昭和39年製造ということでかなり古い車両になりますね。かつて03系(長野電鉄3000系)に東京で置き換えられた車両が再び同じ車両に置き換えられるという流れも面白いです。
この後も引き続き長野電鉄に乗車します。続きは明後日に掲載予定です。また見てください。
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- 2021/04/17(土) 23:31:40|
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