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banbanさんの鉄道日記

京都在住の鉄道好きが送る活動日記です。

今こそ表示幕車!京都市バス205系統

こんばんは。管理人です。今日は京都市バスの記事をお送りします。
京都市バスでも特に面白いのがバスの行き先表示で、現在使われているものは2014年に様式・表示内容が刷新されたときの仕様となっています。今回は行き先表示の面白い点について紹介していきます。

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今回ピックアップするのは京都市バスの主要路線の1つである205系統です。京都駅前・四条河原町(阪急京都河原町駅)・下鴨神社・北大路バスターミナル(地下鉄北大路駅)・金閣寺・西大路四条(阪急西院駅・嵐電西院駅)を経由する循環系統で、京都市民の生活の足となっていて日常的に多くの利用があるので運行本数も多いです。

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205系統の始発停留所である九条車庫前停留所です。205系統を主に担当する九条営業所は市バスの営業所・出張所の中で最多所属車両数を誇る大きな車庫です。

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205系統の経路を簡単な図にしてみました。始発の九条車庫前を出ると京都駅前を経由してから四条河原町~北大路バスターミナル~西大路四条~京都駅前と反時計回りに運行する205甲系統とその逆に時計回りに運行する205乙系統があります。どちらの向きで運行しても最終的には京都駅に戻りそのまま九条車庫前まで運行されるのですが、九条車庫前~京都駅前の区間は図中でも示したとおり盲腸線のイメージとなっていて、循環系統でありながら循環しない区間があるので市バスの他の循環系統(201~204,206~208の各系統と北8系統)とは異なり一回の運行で2周以上走る便が無いのが運行上の特徴です。

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ここからはバス車両の行き先表示について解説していきます。市バス路線の中でもいくつかの通りを走る系統や運行距離の長い系統では運行途中で行き先表示を変えながら走るのですが、205系統は反時計回りの運行だけで画像の6つの表示があります。行き先表示にある経由地を通る直前に次の経由地表示に変わるほか、京都市内を南北に貫く6つの縦の通りに設定されているラインカラーの表示も途中で変わるので大変興味深いです。画像の上から下の順に表示が変わってきますが、バスが進むにつれて四条河原町→北大路バスターミナル→金閣寺→西大路四条→京都駅→九条車庫という感じで経路上の主要停留所を順番に表示します。

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こちらは205系統の時計回りの運行で見られる行き先表示です。こちらも画像の上から下にかけて表示が変わっていき、金閣寺→北大路バスターミナル→四条河原町→京都駅→九条車庫という流れで経由地を表示しています。
上の経路図上に黒字で記したのが205甲系統(反時計回り)、同じく赤字で記したのが205乙系統(時計回り)がそれぞれ行き先表示を変える停留所で、発車してから車内の案内装置を次の停留所に切り替える運転席のスイッチと連動して行き先表示が変わる仕組みになっています。反時計回りで5回、時計回りで4回も運行中に行き先表示を変えるのは何年も前からLED式行き先表示が普及していた事業者ではそれほど珍しいものでもありませんが、つい最近までぐるぐると回転する表示幕車が主流だった京都市バスは全国的に見ても稀な存在だそうです。

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表示幕車が走行中に幕回しを行なう様子は車内からでも見る事が出来ます。表示幕を収める箱に窓があり、そこを覗くと幕回し用のモーターが見えるので大変面白いのですが、段々と増えてきたフルカラーLED車ではこの窓は塞がれているので(新造時からLED表示の車両はここに窓が無い)、走行中の幕回しをじっくりと見られるのもあと2年ぐらいです。

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205系統の行き先表示で表示する区間が最も長いのは205乙(時計回り)の1枚目に表示する金閣寺・北大路バスターミナル|205というコマで、九条車庫前停留所~わら天神前停留所の区間はこの表示で走行します。
逆に表示する区間が最も短いのは写真の北大路バスターミナル・四条河原町|205というコマで、205乙系統のわら天神前~金閣寺道(きんかくじみち)の1停留所間でしか表示されません。金閣寺道停留所に到着する前に「金閣寺」が入った表示から変える必要があるのですが、そのタイミングで「京都駅」を表示しても金閣寺道から京都駅まで市バスだけで行くには急行101系統,急行111系統の方が早くなり時計回りの205系統に乗ると遠回りになるので、四条河原町・京都駅|205というコマに変わるのは金閣寺道を出てからになります。そのためこの表示は金閣寺道停留所に到着するためだけにあるという見方も出来ます。

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北大路バスターミナル(地下鉄北大路駅)に進入する205系統です。この先金閣寺道~西大路四条(阪急西院駅・嵐電西院駅)~京都駅~九条車庫と運行する反時計回りの便はここでは金閣寺・西大路四条|205というコマを表示します。ここから金閣寺を経由して西大路通り方面へ行くには205系統が一番便利で、特に西大路四条~北大路バスターミナルを1本の路線バスで移動しようとすると205系統しか無いのでこの区間は特に乗客が集中します。ちなみに、北大路バスターミナルというのは大型商業施設「北大路VIVRE(ビブレ)」の地下にあり、市バスの案内所と烏丸営業所が併設されている運行上の一大拠点となっています。

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205系統には九条車庫前から九条車庫前まで1周する便以外に途中の停留所を起終点とする区間便が早朝・深夜を中心に設定されています。205系統を担当する九条営業所は経路上では一番南側に位置しているのですが、九条営業所から遠い停留所でも早朝・深夜時間帯に本数を確保するべく他の営業所が定期代走という形で205系統の区間便を担当しています。経路上でも北の方に位置する北大路バスターミナルを早朝に出発する烏丸営業所担当の便や深夜に京都駅から北大路バスターミナルまで半周だけ走る西賀茂営業所・烏丸営業所・錦林出張所担当の便などがあります。
写真は平日朝に梅津営業所(直営)が担当する金閣寺道始発で京都駅まで運行する便です。平日朝を中心に京都駅~西大路四条(阪急西院駅・嵐電西院駅)~立命館大学と運行する快速立命館系統には梅津営業所担当の便があるのですが、朝の学生輸送を終えた一部の車両を車庫に帰さずに金閣寺道まで回送してから西大路通り方面の205系統として運行して朝ラッシュ時間帯の本数を確保しています。経路を1周せずに半周のみ又は短区間のみ運行する205系統は終着となる停留所名を行き先表示の系統番号の上に冠して運行します。この金閣寺道始発の便も京都駅前が終着となり九条車庫前までは行かないので系統番号の上に「京都駅」と表示しています。

この記事はここまでになります。今回は京都市バスのネタでもかなりマニアックな内容になりましたが、深く探求していくと色々な発見があり大変興味深いものです。
明日は模型製作記をお送りする予定です。また見てください。
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