こんばんは。管理人です。今日は先月の出雲路ツアーの記事を掲載します。旧JR大社駅を見た後は出雲大社前駅から再び一畑電車に乗車します。

これから乗車するのは松江しんじ湖温泉行きの列車です。2線ある出雲大社前駅では先発の列車を案内する看板が置かれていて、列車ごとに改札が行なわれます。

ここでは1000系(元東急1000系)のデハ1003-クハ1103の編成に当たりました。この車両は島根県の観光キャラクター「しまねっこ」が描かれた「ご縁電車しまねっこ号Ⅱ」という名称で運行されています。

車内の床にはあみだくじが描かれていて、ロングシートの座席配置になっているので向かい側のどこかに繋がるようです。

かつて東急線を走っていた頃は中間車だった車両で、先頭車化改造によって運転席が新たに作られています。元々は中間車だったのがわからないぐらい自然な感じになっています。

出雲大社前から乗ってきたのは大社線という路線で、川跡(かわと)で北松江線と接続しています。タイミング良く北松江線の電車と併走するところを見られました。

乗ってきた列車は松江しんじ湖温泉行きですが、これから向かうのは反対方向の電鉄出雲市方面なので川跡で乗り換えます。松江しんじ湖温泉行き、出雲大社前行き、電鉄出雲市行きが相互に接続するので大変便利です。

5000系(元京王5000系)も見られました。今回は乗車する機会がありませんでしたが、片側2扉で車内にクロスシートが並んでいるのが特徴です。

この駅から乗車する電鉄出雲市行きは写真右のデハ1001-クハ1101の編成です。1001と1002の各編成は前照灯が角型ですが、1003の編成(写真左)のみ前照灯が丸型になっているという違いがあります。おそらく先頭車化改造の時期によって異なるものと思われますが、地方私鉄に譲渡された他の元東急1000系がどのような形態なのか気になるので是非とも行ってみたいと思います。

列車の終点の電鉄出雲市に到着しました。この日は一畑電車に3回乗車しましたが、1002→1003→1001と3編成ある1000系の全ての編成に乗車出来ました。車内が東急時代から変わっていないほか、制御装置も更新等は行なわれていないので往年の雰囲気を楽しめます。

電鉄出雲市駅の外観です。JR山陰本線の出雲市駅に隣接する位置にある高架駅です。
この後は帰りの特急やくも号に乗車します。このシリーズは明日の記事が最終回となります。また見てください。
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- 2021/02/03(水) 23:14:11|
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