こんばんは。管理人です。今日は模型ネタで更新します。先週の記事で掲載したJR105系製作記の続きになります。今回からは実際に加工をしていきます。

先週の模型記事の中でも紹介したとおり、今回はグリーンマックス製のJR101系エコノミーキットの中間車2両を改造します。これから作ろうとしているのは103系から改造された105系で、実車は先頭車しかありませんので乗務員室扉を探さなくてはなりません。

とりあえず側面の車端部をカットしました。「やるときは大胆にやる」がモットーですので、"肩部分だけを残して"大きめに切り取ってしまいます。

乗務員室扉が見つかりました。今回の生贄もとい流用元はJR113(115)系エコノミーキットの先頭車側面板に付いている改造用切り継ぎパーツです。写真中の赤い矢印で示した部分にあるパーツをこれから使用します。家で寝かせてあった余剰パーツを叩き起こしてきました。

アチョーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
113系は車体裾に丸みがある裾絞りと呼ばれる車体構造であるのに対して、103系(105系)は裾が真っ直ぐな車体構造になっているのでそのまま113系の乗務員室扉を切り継いでも凹凸が残ってしまいます。113系の車体に付いている丸みを解消するために側面板の裏にたくさんの切り込みを入れていきます。

グィィィィィィィィィィィィィーーーーーー!!!!!
裏面に切れ込みを入れたら、パーツの表側に思いっきり反らせます。切れ込みからパーツを反らせていくと割と素直に垂直な側面板が出来ます。

出来上がった乗務員室扉を嵌めて、長さが足りない部分には切り出したプラ板を付けています。結構いい感じになるのではないでしょうか。

今回の先頭車化改造の手法は東急1000系の地方私鉄向け改造車からヒントを得ています。元々は中間車だった車両に運転席を取り付けるにあたり、側面の肩部分は種車の構造を活かした上で要らない側面窓の周辺を丸ごと切り取ったところに乗務員室ユニットが設置されています。継ぎ目の長さが長くなるものの、側面の肩部分をあえて残すことで車両全体の長さが変わりにくく、切り継ぐパーツの水平が採りやすいので今回の工作に応用しました。

ついでにトイレ部分の窓を塞ぎました。引き続きもう1両の先頭車の作業に入りたいと思います。
このシリーズの続きは後日掲載予定です。明日は先日の活動記をお送りする予定です。また見てください。
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- 2021/01/28(木) 23:21:53|
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