こんばんは。管理人です。今日も昨日に引き続き、昨年末の活動記をお送りします。昨日の記事では最後の活躍をする特急踊り子号の185系電車を掲載しました。

伊豆急下田発の普通列車熱海行きが伊豆高原駅に入線するところです。8000系は3両編成で運転するときは伊豆急下田とこの駅の間でワンマン運転が行なわれます。

この駅で伊豆急下田から走ってきた車両の前に3両繋いで6両編成に変わります。8000系の普通列車は伊豆急下田~伊東線熱海の区間を通しで運転する場合でも需要に合わせて編成両数を調整出来ます。

TB-1編成のクモハ8257です。この編成は前面のスカートが水色に塗られているのでよく目立ちますね。

連結作業を終えて6両編成になった車両が熱海へ向けて出発しました。

伊豆急下田行きとして停車中のTB-4編成です。中間車のモハ8104(元デハ8157)は伊豆急8000系としては唯一の軽量車体車です。東急8000系の12次車以降の増備で採用された構造の車体で、幕板から屋根上にかけての部分に付いているRとクーラーカバーの形状が従来車との外観上の違いです。写真では左側に連結されているクモハ8254は従来車ですので車両断面の違いがわかりやすいです。

同じくTB-4編成のクモハ8254のパンタグラフ周辺の記録です。クモハ8250形は東急時代はモーターが無かったクハ8000形を電装して出来た車種で、編成中のパンタグラフを2つ確保するためにクーラーを1つ撤去したところにシングルアーム式のパンタグラフが取り付けられています。パンタグラフに関連する機器類の配置や配管の取り回しも大変興味深いです。ちなみに一番前(写真左)に付いている箱はクーラー撤去による冷房能力低下を抑えるための小型クーラーです。

写真中のパンタグラフの付いている車両がモハ8200形で、編成中のパンタグラフを2つ確保するために東急時代は制御装置やパンタグラフなどを装備していたデハ8100形の車体を利用して、制御機器類を撤去した上でデハ8200形から補助機器類を移設して出来た車種です。現在は制御装置が付いているクモハ8150形と電動車ユニットを組んでいます。車種変更の際にパンタグラフ周辺機器の一部が撤去されたほか、下り方がクモハとなるTA編成は2両目に連結されるモハ8200形にトイレが設けられています。

写真では奥に見えるのがTA-7編成で、3両編成が15本ある8000系の中では唯一帯無しの姿で走っています。イベント企画などで東急時代の帯色を復刻されることもあるらしいです。
このシリーズは明後日に掲載する記事が最終回となります。明日は(父)の記事で更新予定です、また見てください。
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- 2021/01/17(日) 23:00:24|
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