こんばんは。管理人です。今日も昨日に引き続き昨年末の活動記をお送りします。新幹線で熱海に降り立った管理人は在来線ホームに向かいました。

熱海駅の1番線に停車中の普通伊豆急下田行きです。数年ぶりに伊豆急8000系の実車を見られました。6両編成の後ろの3両は伊東より先、伊豆急行線の伊豆高原で切り離しとなります。

早速8000系の細かい部分を見ていきます。この8000系は元東急8000系で、昔は東横線や大井町線で走っていました。東急時代の編成組み換えや改造によって形態差が出来ていて、それを残したまま伊豆急行に譲渡されている車両が多いので車両毎の歴史を辿っていくと面白いです。
写真はTA-4編成の上り方に連結されるクハ8014(元クハ8037)で、前面の貫通扉の周囲にボルトが付いています。これは地下鉄直通用の8500系の編成に中間車代用として組み込まれたことのある先頭車に見られる特徴で、8500系の中間車の増備に伴って先頭車として復帰したあとも貫通幌取り付け用のボルト跡が残っています。この形態を持つ先頭車は伊豆急行でも何両か存在します。

伊豆急仕様の2色帯は前面のみ下側の水色部分の幅が広くなっているのですが、前面と側面では水色部分の幅が異なるので乗務員室扉のところで斜めにカットされています。ここは模型製作でも細かい作業が必要だった箇所なので難しかったです。

TA編成の下り方に連結されるクモハ8150形です。東急では中間車だったデハ8100形とデハ8700形(8500系)からの先頭車化改造によって出来た車種で、前面は純正な8000系先頭車に似せられていますが飾り帯と伊豆急行線・伊東線では使用しない通過標識灯は設置されていません。

伊豆急下田行きの列車に乗車しました。熱海から1駅の来宮(きのみや)では留置線にいるE233系を近くで見られました。JR線を私鉄の電車(元大手私鉄)で進むのは何だか新鮮に感じます。

伊東線内では伊豆急行の車両同士の行き違いも見られます。

乗ってきた列車は伊豆急下田行きでしたが、伊東駅で伊豆急行線の乗車券を購入したかったので途中で降りました。ちょうど向かい側のホームにJR185系の特急踊り子号が停車中でした。今度のダイヤ改正で踊り子号の定期列車から撤退することが公表されましたが、最後の最後にその雄姿を実際に見られました。

伊東駅の駅舎です。JR伊東線と伊豆急行線の境界駅で、駅の管轄はJR東日本が行なっているようです。

再び駅ホームに入ると特急踊り子号が入線してきました。新型のE257系で運行される列車でした。

E257系の基本編成は9両の組成で、下り方は非貫通、上り方は貫通扉と幌を備えた構造と編成の両端で前面構造が異なります。
この列車には乗車せず、後続の普通列車を待ちたいと思います。このシリーズの続きは明後日以降に掲載します。明日は(父)の記事で更新予定です。また見てください。
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- 2021/01/11(月) 23:26:07|
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