こんばんは。管理人です。今日は先月3日の「能勢妙見・里山ぐるっとパス」を使用した活動記の続きをお送りします。前回の記事では能勢電車の主力車両5100系を掲載しました。今回は能勢電の新鋭である7200系を紹介していきます。

山下駅に入線する7200系7201Fです。この日は本来2両編成の5100系が運用される山下~日生中央の1駅間のみの列車で4両編成の7201Fが使用されていました。

先頭車の乗務員室直後の窓下には"N7200"というロゴマークが入っています。字体がとてもかっこいいですね。

能勢電7200系は阪急の7000系(一部6000系)からの改造車で、阪急時代は側面の行き先表示は種別と行き先で別々の幕でしたが、譲渡に伴う改造の際にLED化されて1つにまとめられました。また、能勢電車としては6000系に続くマルーンとアイボリーの2色塗りの車両になりますが、塗り分け部分に金色の帯が入れられているので阪急電車とは印象が異なります。

7200系は能勢電の自社車両としては初めてVVVFインバータ制御が採用されています。機器の見た目や走行音は阪急の1000系や7000系リニューアル車(VVVF車)などと似ています。ちなみに編成は日生中央・妙見口方からC#7201(Mc)-C#7231(M)-C#7281(T)-C#7251(Tc)となっています。

車内はこんな感じです。譲渡に際して内装が大幅に改良されていて、大型の座席袖仕切り板がよく目立ちますね。阪急1000系と同じような形状の仕切り板ですが、座席の表地と同じものが内側に貼られていたり外側にはイラストが描かれていたりと阪急電車よりもお洒落な感じがします。また、扉横には千鳥配置ではあるもののLCD画面タイプの情報案内表示器が取り付けられています。

この車両の製造銘板(昭和61年)と改造を担当した阪神車両メンテナンスの銘板です。阪急電車ではリニューアルの際に製造年のわかる製造銘板を外すことが多いですが、能勢電ではそれが残されています。

乗務員室の内部です。阪急時代は増結時の通り抜けに対応するために乗務員室を仕切る壁が設けられていましたが、能勢電では電車同士を連結して走ることがほとんど無いので仕切り壁は一部を残して撤去されています。

日生中央駅では7200Fと7201Fが並ぶ光景が見られました。車両数としてはまだ少ない7200系ですが、内外装共に綺麗な車両なのでこれからの活躍に期待できそうですね。

C#7251で見られる屋根上のダクト撤去跡です。換気用のダクトは埋め込まれたのか、撤去跡には蓋がされています。

古参車両1700系とも並びました。1700系は昔の阪急電車の雰囲気を色濃く残す車両で、じわりじわりと車両数が減っているみたいなのでしっかりと記録しておきたいですね。
昨年12月3日の活動記はこれにて終了となります。阪急電車も能勢電車もじっくりと楽しめた1日となりました。
明後日からは新しい活動記で更新していきます。明日は(父)の記事で更新予定です。また見てください。
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- 2021/01/08(金) 23:06:24|
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