こんばんは。管理人です。今日は単発の活動記となる養老鉄道撮影記をお送りします。大好きな養老鉄道7700系(元東急7700系)を見るためにまたまた大垣まで行ってきました。ここに行くのは今年に入ってから5回目です。

大垣駅の隣にある室駅(むろ)から大垣1号踏切まで歩いて行きました。駅から近い場所で沿線撮影の雰囲気がある写真が撮れるので気に入っています。ここでは東急時代と同じカラーリングで走る7700系TQ14編成(元7914F)を見られました。スカートが付いたりシングルアームパンタグラフに換装されたりして養老線仕様にカスタムされています。

大垣からの回送列車で600系がやってきました。このD06編成は元近鉄6800系を種車とする唯一の編成で、数年前から6800系が登場時に纏っていたラビットカーの色に塗装されています。路線と一緒に近鉄から引き継がれた600系列は近鉄電車と同じ連結器を装備していて、冬季は凍結防止のために連結器カバーを装着しています。

こちらも大垣1号踏切で撮影した揖斐行きの7700系TQ06編成です。前面に細い帯だけが入っているタイプの方が7700系らしいのでかっこいいと思います。

車庫のある西大垣駅に移動しました。大垣から西大垣までの1駅間だけ運行する列車で7700系TQ12編成が到着するところでした。車両の出入庫や乗務員交代の都合で1駅間だけ走る列車が設定されています。

TQ12編成は今年の夏頃から近鉄の塩浜検修車庫で定期検査を受けていたので7月と9月に養老線を訪れた際には運用に入っていませんでしたが、今回の活動では検査上がりの姿を見られました。検査出場に際してクーラーと台車の再塗装が行なわれたほか、床下機器の汚れが落とされたので黒い東洋電機製初期型GTO-VVVFインバータ制御装置を拝めました。全国的に見ても希少なこの形状のVVVFインバータの綺麗な黒い姿を見られるのはもうここだけではないでしょうか。

養老鉄道では全車両への抗菌・抗ウィルス加工が完了しています。車両以外に駅の券売機にも同様の加工が施されているようで、安心して鉄道を利用できるような取り組みが行なわれています。

電車の運転席にある乗務員向けの伝達事項です。この車両は7700系TQ03編成のク7903で、伝票には7703-7803-7903という編成表の7703の上に小さく丸印が記されています。丸印は編成中の電動車として使用する車両を表すもので、この場合は日によって使用する電動車が変わる7700系3両編成の先頭車を電動車として使用するという意味になります。

桑名駅の隣にある播磨駅(はりま)で降りて沿道からTQ12編成を撮影しました。綺麗になった黒いVVVFインバータの箱がよく見えます。

桑名駅では今年の8月30日から東西自由通路の供用が開始されてJR・近鉄・養老鉄道の改札口が分離されました。新通路の完成に伴ってこれまで改札内通路として使われてきた古い通路は解体が進められています。近鉄線と養老線を跨ぐ部分は既に解体が済んでいるので電車の上がすっきりとしました。
この日は色々な角度から養老線と7700系を楽しめました。明日は模型製作記で更新予定です。また見てください。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
- 2020/12/26(土) 23:07:52|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0