こんばんは。管理人です。今回は模型シリーズ「JR115系広セキG-03編成を作る」の第3回をお送りします。
前回までで先頭車の車体加工がほとんど終わるところまで進みましたが、その製作途中で編成を組む上で重要な中間車が入手できたので紹介します。

中古模型を扱うお店で購入した113系2000番台のモハユニットです。KATO製品のようで、動力の仕様を見る限り少し古いモデルな感じもします。前ユーザーによって色挿しやステッカーの貼り付けが行なわれていて車体の状態があまり良くなかったので動力車が1400円ともう1両が700円という安めの値段で手に入りました。今回は自分で色を塗り替えて使うので車体の状態はあまり関係ありません。

車体・窓パーツ・屋根板・床下セットの各部位に分解します。

元は湘南色でしたが瀬戸内色に塗り替えるので塗り分け線のところを磨いてからまずはクリーム色1号を塗装します。塗料の薄め具合がよかったのか1回塗りでもしっかりと塗装できました。

屋根上は集中クーラーと通風器が載っていますが、今回製作する広セキG-03編成のモハ114-1193とモハ115-1109は通風器を撤去していましたので削り落とします。屋上機器が屋根板と一体成形になっていて通風器を撤去したときに穴が出来るのでその箇所をパテで塞いでいます。パテの乾燥後は綺麗に磨いてから塗装に移ります。

クーラーなどの屋上機器は屋根板と色が異なる場合が多いので別々に塗装してから合わせるのが望ましいのですが、一体成形の場合はそれが出来ないのでマスキングをする必要があります。国鉄型車両のAU-75型集中クーラーを銀色に塗装しますが、パンタグラフも銀色で塗装すると質感がかっこいいので一緒に作業します。この銀色の塗装は(父)が別の作品を塗装するときに一緒に塗ってもらいました。

屋根は先に塗装したクハ2両と同じ色で塗装しています。
車体の方は帯色の青色20号を塗装後に車番と雪切室ルーバーのインレタ貼りを行ないました。雪切室は実車が寒冷地仕様の115系1000番台ですので雪切室は欠かせないポイントとなります。今回はGM製品の「103系用改造パーツセット」付属のインレタに雪切室ルーバーが収録されていますのでそちらを使用しました。JR西日本の体質改善工事を受けた113系・115系は戸袋窓が埋め込み又は狭幅化されているのが外観上の特徴ですが、このG-03編成のモハは最後まで未更新のままでしたので塗装と装飾以外は何も加工をしていません。

続いては先頭車の話題に戻ります。瀬戸内色の編成は先頭車の青帯部分にJRマークが入るのですが、そのインレタやデカールなどが規模の大きめの模型店でも入手できずに困っていたところ、お世話になっているTWitterのフォロワーさんから分けていただくことが出来ました。本当にありがとうございます!
こちらが一方的にインレタを貰ったのではなく、そのフォロワーさんが阪和線103系の分散クーラー車を作りたいということで、今回クハ111-91で使用したWAU102型分散クーラーの余りをお使いにならないかお声掛けしたところ使いたいとのことでしたので、分散クーラーとJRマークで物々交換が成立しました。フォロワーさんの製作も順調に進むといいですね。

5種類のサイズのJRマークが収録されていましたのでその中で一番小さいサイズ(103系の前面に用いるサイズ)を先頭車の両側面に合わせて4ヶ所貼り付けました。残りの作業は表面保護のクリア塗装と細部の色挿しのみです。このシリーズの次回記事で完成報告となります。
明日は今のところ(父)の記事で更新予定です。また見てください。
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- 2020/06/04(木) 23:29:59|
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