こんばんは。管理人です。12月22日の姫路観光記は今回が最終回です。姫路城を見た後にもう1箇所行きたかった場所に移動しました。

姫路駅から神姫バスに乗って手柄山交流ステーションに行きました。この場所にはかつて姫路の街を走っていた姫路モノレールの車両が保存されていて、その歴史と共に博物館のような感じで見ることが出来ます。車両はモノレールの案内軌条に載った状態で結構迫力があります。

モノレール車両の部品類も展示されていて、興味深い構造を間近で見られます。

車両の横はホームのようになっていて当時の時刻表や駅名標、広告なども展示されています。概ね20分に1本の運行があったそうです。

車内にも入れます。ボックスシートが並んでいてシンプルな配置です。

当時の姫路の街並みをイメージしたモノレールのジオラマです。姫路駅を出ると、数年前に解体されたマンションの中に駅があることで知られる大将軍駅を通り、この施設のある手柄山が終点だったそうです。国鉄線や山陽電車との位置関係がよくわかります。

屋外にはモノレールの台車が保存されています。モーターやブレーキがどのようにして取り付けられているかを知ることが出来ます。モノレールの足回りを間近で見る機会があまりないのでとても新鮮です。短命に終わった姫路モノレールの歴史を細かく紹介しているという点でとても面白い施設でした。

手柄山交流ステーションを後にして姫路駅行きのバス停まで歩く道中にモノレールの廃線跡に立ち寄りました。橋脚やコンクリート桁がほぼそのまま残っていて大変興味深いものです。街中のマンションや住宅地の中に突然現れるので知らずに行くと驚くかもしれないですね。

再び神姫バスで姫路駅に移動し、行きと同じくJRで京都に帰りました。乗車する新快速は有料座席「Aシート」が連結される列車だったのでこの機会に乗ってみました。

車内は特急列車のような座席が並んでいて、テーブルやリクライニング機能もあるのでとても快適です。

有料座席ですが指定席ではないので、乗車して空席があれば着席後に車掌さんから乗車整理券(500円)を購入するシステムとなっています。購入するときに下車駅を申告することになっていて、今回は京都駅まで乗車しました。
座席には乗車整理券入れがあり、ここに券を入れることでお金を払った証明になります。席を移動するときはこの券を持って移動します。乗車券は乗車する区間に有効であれば定期券や18切符を含む各種企画乗車券でも乗車出来ます。また、満席の場合は座席横の通路(有料エリア)には入れないので、一度座ると満員電車の"あの感じ"がなく落ち着いた空間にいられます。
この日は姫路観光を1日楽しめました。今後はこういった観光要素も多く取り入れていきたいですね。明日は(父)の記事の予定です。今年のまとめだそうです。また見てください。
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- 2019/12/29(日) 23:29:24|
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