こんばんは。管理人です。12月22日の活動記の第2回です。姫路に到着してバス撮影などをしながら駅から姫路城まで歩きました。

姫路城は世界文化遺産に登録されていて国宝にも指定されています。白い外観の美しさから白鷺城という別名もあります。このお城は2015年に平成の大修理を終えて綺麗な姿が復元されましたが、その大修理の途中の2012年に管理人は小学校の修学旅行で一度訪れています。そのときは天守の周りを囲うように仮設の建物が建っていて、修理の様子を間近で見られるという貴重な体験が出来ました。漆喰を塗る様子を生で見られたのが一番印象に残っています。

大手門から入っていきます。このお城では格式の高い門になります。

天守が近づいてきました。手前の壁にはいくつもの穴が開いていますが、これは狭間(さま)という仕組みで、敵が城内に侵入してきた際に鉄砲や矢で攻撃するための隙間となります。

天守に入ります。内部は昔の様子がほぼそのまま残されているので、写真の石落とし(石垣を登ろうとする敵に対して石を投げたり射撃したりする設備)や武具掛けなどの戦に備えたアイテムをじっくりと観察できます。本来、城や砦は戦うための拠点として築かれるものなのでこうした設備が残っているというのは大変興味深いポイントです。こうしたところを見ながらだと、ただ上に登って終わりというよりも絶対楽しいです。

天守を支える2本の通し柱のうちの1本、東大柱です。西大柱と共に6階建ての天守の5階までを貫く大木です。

窓からは姫路の街並みを一望できます。

天守の最上階となる6階から見える鯱です。

屋根瓦には屋根目地漆喰という漆喰が塗られていて、風雨に対する強度を高める役割があります。

天守内に展示されている、天守の構造を紹介する模型です。昭和の大修理の際に製作されたらしく、四隅の筋交いや通し柱の構造などこの建物の構造的に重要なポイントがわかりやすいです。

西の丸にも行ってきました。写真は百間廊下の外観です。この場所も小高い山にあって、天守を守る役割を果たしています。内部はかつて女中さん達が暮らしたという部屋が並んでいます。
とても興味深いところがいくつもあって、歴史と照らし合わせて観光するといい勉強になりました。このあとはもう1つの観光スポットを巡ります。続きは(父)の記事を挿んで後日掲載します。また見てください。
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- 2019/12/27(金) 23:28:37|
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