こんばんは。管理人です。
今日は模型製作記をお送りします。GMエコノミーキットから113系3800番台を製作しています。前回は切妻前面のクモハ113-3800を製作する内容でした。

2両共に箱組みが出来ました。この後は車体に各パーツを取り付ける段階に入ります。

今回は113系3800番台の中でも分散クーラーを搭載した車両を製作します。用意したのは鉄道コレクション製品の余剰品となるWAU-102型で、105系の体質改善車を製作した際に余った部品の中から三菱製タイプと東芝製タイプを1両分ずつ持ってきました。

実車資料を見ながらクーラーの設置間隔を決めました。

換気用のベンチレーターは113系0番台初期車由来のグローブ型です。福知山線用に113系800番台として改造された車両では、雪が車内に入らないように屋根との隙間を小さくする板が取り付けられていて、今回の作品では隙間にプラ棒を挿んで再現しました。

(父)撮影
在りし日の113系3800番台の記録です。偶然にも今回製作する分散クーラー搭載車の写真を撮っていたようです。3800番台で分散クーラーを搭載していたのは1編成のみで、車番はクモハ112-3804とクモハ113-3801になります。

先頭車のボディーから改造したクモハ112にはクハ用の屋根板を使用しましたが、屋根板が車体長よりも短いのが気になったので、0.5mm四方のプラ棒で長さを足しておきました。エコノミーキットシリーズの中でも合いが悪いことで知られる111(115)系キットですが、あの手この手でパーツを合わせていくのも楽しみのひとつです。最後は気合でなんとかします。

パンタグラフはTOMIX製のPS16W(品番0289)が見た目に優れた良い品なのですが、入手できなかったのでGM製品を使用します。PT43HとPS16Nという2種類のパンタグラフを用意して、骨組み部分と上の集電板部分を組み替えることでPS16Wを練成しました。ちなみに、この組み替えによって余ったパーツ同士を合わせるとPT42という別のパンタグラフが練成されるので、そちらは私鉄車両などに使うことが出来ます。

パンタグラフ横のランボードはキット付属の冷房装置用から切り出して設置しました。
この後はクモハ112のパンタグラフ配管を製作します。その様子は明後日にお送りします。お楽しみに。
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- 2023/09/27(水) 23:01:15|
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