こんばんは。管理人です。
今日も8月24日の大垣と桑名での活動記をお送りします。前回は旧中山道から名阪近鉄バスに乗車した後に大垣駅から養老鉄道に乗車した内容でした。

桑名駅から歩いて、近鉄名古屋線と道路が立体交差する場所まで向かいました。手前の線路は桑名駅と東方操車場を繋ぐ線路で、普段は列車が通らないので遮断棒が線路側に設置されています。

養老線とJR関西本線は同じ場所に踏切があります。ちょうど養老線の桑名行きが通過しました。

東方操車場で養老線車両と連結した近鉄の電動貨車が出てきました。係員さんの誘導で踏切の前で一旦停車します。この車両はモト90形という形式で、現在は94と96の2両が養老線車両を塩浜検修車庫へと牽引する用途で使用されています。他にも近鉄では線路幅や集電方式の異なる独立線区の車両を標準軌線で牽引するための電動貨車が在籍していて、大阪・奈良・名古屋の各線区に2両ずつ配置があります。

係員さんが踏切の遮断棒を手動で設置した後に列車が動き出します。電動貨車が動くところは初めて見ましたが、無蓋の車体で台車を載せて走る姿はかっこいいと思いました。

この日の入場車両は600系D04編成でした。遡ること4年前に養老鉄道と京浜急行電鉄のコラボキャンペーンの一環で京急の色に塗装された編成です。今のところ公式発表は無いようですが、出場時にどのような姿になるかが気になりますね。

工場出入場の回送では牽引される編成の前後に電動貨車を連結することになっていて、養老線車両の牽引では中川方に94、名古屋方に96を連結することが多いようです。線路幅が名古屋線とは異なり狭軌である養老線の車両は名古屋線走行時に標準軌の仮台車を履くので、本来の台車は電動貨車に載せて走行します。

入場回送は名古屋線と合流する手前でしばらく待機します。

桑名駅の養老線ホームに先回りして東方操車場から名古屋線に転線するところを撮影しました。やはり電動貨車が本線上を走る光景は迫力がありました。

標準機用仮台車も記録しました。この台車は使う機会が限られる上に走行距離も短いのでほとんど汚れていないのが印象的でした。

停車中の養老線列車との並びを記録してから桑名駅を後にしました。事前の情報は一切無い中で偶然にも電動貨車を見られて良かったです。
この後は養老線を少し撮影してから帰りました。この日の活動記は明後日の記事が最終回となります。お楽しみに。
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- 2023/09/15(金) 22:54:18|
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