こんばんは。管理人です。
今日は単発の記事として先月の撮影記録を紹介します。大阪方面に用事があったついでにその道中で阪急電車を撮影しました。

淡路駅で特急京都河原町行きに充当される8301Fを撮影しました。8300系ではトップナンバーの8300Fに続く2本目のリニューアル車両で、10両編成が廃止されたことから大阪方の電気連結器(連結器本体の下にあった電気接点)が撤去されているのが外観上の特徴です。この編成は7月中旬より営業運転に復帰していて、撮影日(8/9)現在ではまだ綺麗な姿を維持していたので駅撮りながらリニューアル直後の記録として残しました。

前面形状が異なる8300系同士が並びました。右のC#8413(8332F)は8000系列の2次車に分類される車両で車番は車体に直接付けられているのに対し、3次車にあたる左のC#8404(8304F)は車掌台内部から車番を照らす電照式になっています。電照式車番を持つ車両は前面の窓枠が番号の下まで伸ばされていて、貫通扉窓の下辺と揃っていてかっこいいと思います。

大阪梅田駅に到着すると宝塚線ホームに6000系が2本停まっていました。宝塚線でも昨年末のダイヤ改正で10両編成が廃止されていて、ここで撮影した6007Fと6011Fもかつては10両固定編成で走ることが多かったので、現在は日中に8両編成で走行するところを多く見られるようになりました。

これまであまり乗る機会の無かった6007Fの車内も記録しました。6007Fは2000年代初頭から大規模更新という名目で行なわれた更新工事が最初に施工された編成で、車内の化粧板や床材の張り替えのほか、座席袖の仕切り板設置や鎧戸のカーテンへの変更などが行なわれています。一方で大規模更新の初期施工車は網棚が未更新車と同じ塩ビパイプ製のまま残されているのが特徴で、神戸線の7000Fや京都線の5302Fなどでも同様の形態は見られます。また、6007Fの特徴としてシール貼りになっている貫通扉の化粧板の色味が妻面と比較すると若干異なっています。

3号車として連結されるC#6690は元々電動車のC#6610として登場していますが、6007Fに組み込まれる際に走行機器を使用停止にして暫定付随車に改造され、さらに近年の改番で90番台が振られて完全に付随車となっています。6000系は屋根上の冷房装置の設置間隔が広いのが特徴ですが、この車両は元々パンタグラフが載っていた名残で冷房装置の間隔が狭くなっています。また、大規模更新として施工された編成は車内の車椅子スペースが編成中の一部車両のみに設置されていて、8両固定編成では1,3,5,8号車に設置されているので3号車となるC#6690にも設置されています。

8号車のC#6107には通勤特急運用時に女性専用車となる旨のステッカーが貼られています。宝塚線では10両編成が廃止されても通勤特急は6000系が限定運用されるので、阪急所属の6000系8両編成には女性専用車のステッカーが貼り付けられていますが、現行の表示は「通勤特急運用時のみ」という文言が付け加えられたので他の種別でも運用できるようになっています。

発車するところも撮影しました。神戸線の普通と同時に発車したので、タイミングよく7000Fも写りこんでくれました。

帰り道に乗車した8330Fです。先頭のC#8330は新型のVVVFインバーター制御装置に換装されていて、従来の機器更新車とは異なる音を発するのが特徴です。今回は各駅停車でゆっくりと新型インバーターの音を楽しめました。
この日の撮影記録はここまでとなります。神戸線や宝塚線の車両はまだまだ知らないことが多いので、実際に乗ってみると意外なところに気付くことがあり楽しいです。
明後日からは青春18きっぷの日帰り旅行記をお送りします。お楽しみに。
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- 2023/09/05(火) 22:46:12|
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