こんばんは。管理人です。
今日から新たな活動記をお送りします。現在のストックネタは阪急電車の撮影記(4/21)と京都市内で路線バスに乗車した活動記(4/16)の2タイトルありますが、阪急電車の記事は早く出したいので順番を変えて先にお送りします。

この日は阪急の伊丹線を撮影する目的で出掛けました。伊丹線の電車が塚口駅手前にある半径60mの急カーブを曲がる光景は電車が世代交代をしても変わらない迫力があります。この日は日中の運用に6000系6014Fが充当されていたのですが、最近になって車内のリニューアルを受けて箕面線から転属した編成ということで細部を記録することにしました。

リニュ-アルを受けた車内の様子です。木目柄の化粧板が新造車と同じ色合いのものに交換されているほか、床材も綺麗だったので張り替えられている可能性が高そうです。化粧板が張り替えられた一方で座席端のパイプだけの肘掛けや仕切り板の無い座面などは改造前から変わっていませんでした。足元の蹴り込み部分に着色処理が施されていないシルバーのタイプが用いられているのは経年車と同じでしたが、座席の端部分の足元には化粧板が貼られている点も興味深いです。

今回のリニューアルで6014Fには液晶画面タイプの車内案内表示装置が設置されました。設置箇所は各車両とも1番ドア山側と3番ドア海側の2ヶ所で本線用の8両編成よりは少ないですが、3区間だけの支線向け車両にしては豪華な設備かもしれませんね。

連結面寄りと側面扉の化粧板は濃い色合いのものに交換されていて、こちらも新造車に準じた設備です。最近リニューアルが進められている8000系・8300系では側面と連結面の扉の化粧板は艶の無いタイプが採用されていますが、6014Fのリニューアルでは扉の化粧板も艶のあるタイプが採用されました。

2号車のC#6514の車椅子スペースです。C#6014,C#6514,C#6114の3両は宝塚線在籍時代から車椅子スペースが設けられていますが、今回のリニューアルでは手すりと非常通報装置がこの場所に設けられました。車椅子スペースが無い側の非常通報装置は従来通り連結面に設置されていますが、低い位置にあることで車椅子などを利用する乗客でも操作しやすくなっています。

3号車のC#6760は元々2200系として登場した車両で、昭和50年製ですので製造から約48年で初めて大規模なリニューアルを受けました。今回の工事で車椅子スペースが新設されましたが、他の3両よりも広いスペースが取られていて最近の新造車に準じた仕様になっています。

6014Fには車掌さんが操作する自動放送設定器は設置されませんでした。本線系の車両は設置済の編成が増えていますが、箕面線や伊丹線の電車には今のところ設置される気配が無いようですので、何か大きな動きがあるのかもしれませんね。

神戸寄り先頭車のC#6114の運転席です。乗務員室扉の横のメーター類の下にはクリーム色の謎の箱がありますが、これは甲陽線などで活躍する6000系3両ワンマン車の扉開閉スイッチと同じ位置にあるので、どのような用途で用いる機器なのか気になりました。ちなみに、無線の番号ははんきゅう155でした。

6014Fのリニューアルでは種別・行先表示がLED式に換装されています。神戸寄り先頭のC#6114は動力車ユニットを組む相方と編成替えによって離れているので、モーター付き車の番号ながらモーターの無い制御車扱いとなる暫定Tc車として長く活躍してきましたが、今回は番号の変更は行なわれませんでした。

伊丹駅の1号線にはセンサー感知式のホーム柵が設置されました。
この後は伊丹線の線路際で電車を撮影しました。その様子は明後日に紹介します。お楽しみに。
スポンサーサイト
- 2023/05/17(水) 23:28:50|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0