こんばんは。管理人です。
今日も前回に引き続き3月末の神戸での活動記をお送りします。前回は三宮駅前やポートタワー前などで神姫バスの連節バス「Port Loop」を撮影した様子を紹介しています。

JRの和田岬駅に停車中の普通列車兵庫行き536Mです。3月末ということで各所で桜が見頃を迎えていたので、駅前にある桜と電車を一緒に撮影しました。

207系が和田岬線を走ること自体はこれまでに何度もあったので特に珍しい光景ではありませんが、これまで専用車だった103系が引退した3月の中旬以降は代走ではない和田岬線専用の207系が走るようになりました。今回の活動は新たな専用車両となった207系を見に行くのが最大の目的でした。

運河に架かる橋梁沿いで下りの537Mを撮影しました。この撮影地はこれまでに何度か訪れたことがあり、実際に歩いた経験を頼りに和田岬駅から歩きました。これまでに207系が和田岬線を代走する際には3両+3両の編成を組むのが通例でしたが、新たに専用車両となった207系は6両固定編成ですので、下り方から2両目にパンタグラフがあるという3両編成では見られない組成が分かるように撮影しました。

上の写真を撮影した場所を運河の対岸から見るとこのようになっています。写真では右側に写っている陸地から撮影しています。

下り列車を撮影した後、兵庫駅に向かって歩く道中にある踏切から上りの538Mを撮影しました。和田岬線は朝夕時間帯にしか列車が運転されないので、夕方の時間帯は日没までに一列車でも多く撮影できるようにいくつかある撮影地を効率よく回れる行程を考えています。

上の写真は御所通踏切という場所で撮影しました。

踏切からさらに兵庫駅に向けて歩き、鉄道車両を多く製造する川崎車両の工場前の直線で下りの539Mを6両固定編成であることが分かるように撮影しました。この6両編成は動力車を3両も繋いだ強力な組成になっていて、編成中にパンタグラフが3つあるのが特徴です。

川崎車両の工場横を通る国道2号線の陸橋上から上りの540Mを撮影しました。ここではもう1本持参した85mm相当のレンズに付け替えて撮影しましたが、ピントが合う範囲が狭くて苦戦しました。電車の先頭にピントを合わせたつもりでも、実際には3両目付近にピントが合っていることもよくあるので、写真1枚を撮るにも色々と考えることの大切さを実感できます。

陸橋の道路を挟んだ反対側の兵庫駅を出てすぐの左カーブで下りの541Mを撮影しました。これまで代走で走っていた207系は行先表示を出さずに運用に入っていましたが、新たな専用車両のX1編成は「兵庫」と「和田岬」をそれぞれ出して走っています。

6両固定編成の下り方から2両目にはモハ207-1032という車両が組み込まれています。元々は4両編成のT18編成として登場した車両ですが、2011年3月の片町線全駅7両対応化に伴う編成替えで4両編成が余剰になった際にT18編成が3両化されたことで脱車された経歴があります。その後、T18編成は長く3両編成として運用され、モハ207-1032はずっと休車になっていましたが、103系を置き換えるための和田岬線専用車を用意するにあたって6両編成の中間に組み込まれています。約12年間車庫で寝ていたので、床下や屋根上機器が綺麗な状態を保っています。
この辺りで日没を迎えたので、沿線での撮影は終了して兵庫駅まで歩いてから和田岬線で207系に乗車しました。その様子は次回紹介します。お楽しみに。
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- 2023/05/13(土) 23:29:30|
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