こんばんは。管理人です。
今日も前回に引き続き3月21日からの長野旅行の記事をお送りします。前回は中央西線の中津川から塩尻まで普通列車に乗った様子を紹介しています。

今回の旅行では長野を目的地としていたのですが、早く着く必要も無いので中央本線の旧線に寄り道をしました。塩尻から乗車したのは普通列車辰野行き160Mです。小野・信濃川島方面に向かう岡谷~塩尻の区間は辰野線とも呼ばれていて、辰野~塩尻の区間ではかつては「ミニエコー」の愛称があった123系が走っていましたが、現在はE127系100番台が主に走っています。

E127系100番台は大糸線や篠ノ井線・信越本線(松本~長野)で主に活躍していて、そちらの方が多くの編成を見ることが出来ます。そんな中で辰野線のE127系に乗りたかった理由が細部の観察がゆっくりと出来ることにありました。6月にKATOから新製品として発売されるものを既に予約していて、グレードアップの参考にするべく実車を見に行くことも今回の旅行の目的に含まれておりました。

塩尻を発車しました。ここまで乗って来た中央西線を右に見ながら、しばらくは構内の留置線に沿って走ります。

中央東線と分かれて辰野線区間に入りました。みどり湖経由の高規格な新線がとても立派に感じられました。

みどり湖経由の新線と分かれてからしばらく上り勾配が続きます。勾配を進む途中で横から線路が現れる場所があり、それがかつて存在した東塩尻信号場の跡地です。現在の列車が走る線路と並行するようにして廃線跡が残っていますが、これは信号場がスイッチバック式だったことの名残のようです。

廃線跡を辿っていくとホームが残っています。信号場ながら臨時駅扱いで旅客の乗降も行なっていたことがあるらしく、当時は駅名標もあったそうです。東塩尻信号場は現在のみどり湖経由の新線が開通した際に廃止されています。

塩尻から9.9km進んで1駅目の小野に到着しました。この駅は行き違い設備のある相対式ホームの駅です。

2駅目の信濃川島に到着しました。この駅は行き違いが出来ない棒線駅で、駅周辺に特に何も無いのが印象に残りました。

飯田線と接続する辰野駅に近づくと人家や商業施設が線路の近くに見られるようになります。

右側から飯田線が合流して辰野駅に入線するところです。勾配が続く難所を軽々と越えるE127系に乗れてよかったです。
次回は辰野駅で撮影した記録を紹介します。お楽しみに。
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- 2023/04/05(水) 23:29:22|
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