こんばんは。banban(父)です。
今日も自転車の話題ですが、いつものようにサイクリングの活動ではなく、メンテナンスの記事になります。少し前の記事で紹介しましたトラック競技用のピストバイクの製作(というよりは再塗装→再組立)ですが、順調に進んでおります。

中古のジャンク品として購入しましたトラック競技用のフレームですが、雷神ワークスというビルダーさんが手がけたプロの競輪競走にも使用できる高価なフレーム(現状では使用できない)ですが、1990年代製作の古いフレームですので塗装捲れや錆、キズなどかなり悪い状態でしたので、この際塗装膜や錆を綺麗に除去して1から塗装しなおそうということになりました。

塗膜や錆を出来るだけ綺麗にして、とりあえずメッキの状態まで持ってきました。本来ならメッキも剥がして素材の状態にして、電着塗装→ウレタン塗装か焼付け塗装という流れで作業したかったのですが、現状ウチの会社の設備ではメッキを綺麗に剥がすことは出来ないので、塗膜と錆び落としのみにします。

まあまあ綺麗になりました。メッキを剥がすと数十グラムの重量を減らすことが出来るのですが、プロの選手でもないのでそこまでのこだわりはありませんのでここからスタートします。

2台のフレームの準備が出来ました。同じようなフレームに見えますが、製造年次が異なり少し性能(重量など)が変わります。ここから先は新しくて軽い方のフレーム(1997年式)を"雷神1号"としてトラック競技専用で使用する"エース"的フレームに、もう1つのフレームは若干キズ有りの状態でしたので、練習や街乗り等万能で使用できるようにして、"雷神2号(仮)"とします。どちらもフレームの寸法は同じに製作されているみたいなので、乗った感じは同じ(ポジション)です。ちなみに重量は50g~80g違うようです。

で、次の工程の電着塗装が完了しました。

塗料の槽に品物を入れて電気(イオン)の力で塗膜を密着させるという電着塗装(カチオン電着塗装)ですが、綺麗に均等に強力な塗膜が密着します。

なかなかいい感じです。

電着塗装が終わりましたので、次は上塗りの工程になります。とりあえずフレームを本体側とフォークに分けて塗装します。この工程からは"雷神1号"と"2号"を分けて進めていきます。それぞれ異なる色で塗装しようと思いますので別々に進めます。

とりあえずフォークを1本黒色に塗装しました。今回の黒色は自然乾燥の2液タイプの高級ウレタン塗料です。自動車などに使用する高級な塗料ですが、余りものですので(父)の出費は0円です。

この塗りたての艶々感が堪りません。
この後は本体フレームの塗装に進みます。続きは管理人の記事を挿んで明後日掲載予定です。頑張って更新しますのでまた見てください。
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- 2023/02/04(土) 23:47:29|
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