こんばんは。管理人です。
今日も昨年12月4日の南海線乗車記の続きをお送りします。このシリーズは今回が最終回となります。前回は和歌山港駅周辺を散策する様子を紹介しています。

和歌山港駅のホームに上がりました。今回が2回目の訪問でしたが、とても趣のある駅だと感じました。

折り返し和歌山市行きとなる電車が到着しました。土休日の和歌山港線は、特急サザンが午前中に2往復ある他は全て線内折り返しの普通車のみが運行されています。

共に4文字駅名の和歌山市と和歌山港が方向幕の1コマに詰め込まれています。個人的にたくさんの文字が詰まっている方向幕に魅力を感じます。

和歌山港駅を発車してすぐに道路を越える橋に差し掛かります。先ほどまで歩いていた道を見下ろす構図になります。3年以上前に初めて和歌山港駅を訪れた際、行きは特急サザンの指定席に乗車して帰りは隣の和歌山市駅まで歩いたので、和歌山港線の前面展望を眺めるのはこれが初めてでした。

地上区間に入ると住宅地の裏手を抜けるように走ります。電車もほとんどが2両編成のワンマン車ですので、県庁所在地のイメージとは程遠いローカル線の雰囲気が楽しめます。

1駅で和歌山市駅に戻ってきました。ここからは特急サザンで帰ります。今回は指定席券を購入して、これまでに乗ったことが無かった旧型の10000系に乗車しました。曲線で構成された先頭部分がかっこいい特急車両です。

入口のデッキ部などに特急車両の風格を感じられます。

座席はとてもやわらかく、窓の下にモケットが張られているのも古い車両ながら少し高級感があって居心地は良いです。

10000系は先頭車として登場した車両と後から増備された中間車で側面窓周りの処理方法が異なっています。昔は座席指定車の運用が今のように固定パターンではなかったらしく、その当時の編成組み換えの名残が今でも見られます。

天下茶屋で地下鉄堺筋線に乗り換えて帰りました。行きは普通車で2時間近くかけて乗車した区間を1時間弱で到達出来る特急列車はやはり速いです。
今回はただ和歌山市(和歌山港)まで南海線に乗車するだけの活動でしたが、あまり乗る機会の無い南海電車をじっくりと楽しめました。
次回からは新たなシリーズをお送りします。お楽しみに。
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- 2023/01/11(水) 22:47:01|
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