こんばんは。管理人です。
今日は模型の記事をお送りします。2ヶ月ほど前に購入したKATO製品のE129系ですが、我が家では新機軸となるアイテムが多いので、旅行記を編集する合間にも研究を続けています。前回は新機軸となるスロットレスモーターの特性を掴むところまでを紹介しています。

KATO製の線路をピッタリと付けて横に並べると複線間隔が25mmになります。この条件でKATO製のキハ25形と並べてみると、写真ではわかりにくいものの従来型モーターを搭載するキハ25の動力車がスロットレスモーターを搭載するE129系に引き寄せられています。これがスロットレスモーター車同士だと車体が接触するほどの強い反応が起こることもあるようです。

スロットレスモーターは高性能な分取り扱いに気を遣います。

このモーターの強力な磁力については、同じ製品を購入した方が対策方法をネット上に掲載されていて、今回はその方法を真似することにしました。まずは磁力対策に使うブリキ板をホームセンターで購入しました。動力ユニットに挿入するので、0.3mm厚のとても薄いタイプを選びました。

ブリキ板をモーターのサイズに切り出しました。他社製ポイントの通過時に起こる誘導障害対策であればブリキ板はモーター下部のみの貼り付けで十分とのことですが、今回はすれ違い時の影響も調べるために側面にも貼り付けました。

モーターを覆うようにして貼り付けました。この改造を施しても床下カバーは元通り嵌るので問題はありません。

ブリキ板を貼り付けた動力ユニットはTOMIX製ポイントを問題なく通過出来ました。スロットレスモーターの強力な磁力によって他社製ポイントの誤転換を引き起こす誘導障害が度々報告されているようですが、ブリキ板で磁力をある程度遮蔽することで対策出来ました。しかし、モーターの特性に逆行するような加工を施しているので、静かな走行音や低速でのスムーズな動きなどの元々の長所は犠牲になります。

ブリキ板はモーターの磁力で付いているだけですので、いつでも簡単に取り外せます。レンタルレイアウトで走らせる車両はトラブルが起こらないものが望ましいのですが、レイアウトによって使っているポイントのメーカーは異なりますので、KATO製ポイントを使っているところでは元々の性能を存分に発揮出来るようにするのが上手な向き合い方かと個人的には思います。実は、今回E129系の4両セットを受け取った日にその足でKATO新製品の予約を済ませていて、その製品もスロットレスモーターが採用されていますので、個人的には期待値の大きいアイテムだと思います。
E129系についてはまだまだ研究を進めていきます。その様子は旅行記の合間に少しずつ紹介する予定です。お楽しみに。
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- 2022/12/15(木) 23:16:09|
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