こんばんは。管理人です。旅行記の1日目の内容が終わり、キリの良いこのタイミングで他の記事を掲載しようと思います。
秋の行楽シーズンということで京都市内は観光客で賑わっているようですが、それに伴って京都市バスでは様々な臨時バスが運行されました。個人的には最近の京都市バスは特に追いかけるほどの興味は無い上、行楽シーズンの京都市内中心部は出歩くのも避けているのですが、今年の秋はとても気になる市バス路線が運行されたので撮影してきました。

今回撮影したのは京都市バスの楽洛金閣寺・嵐山ラインという臨時バスです。名称の通り金閣寺と嵐山を結ぶ臨時バスで、運行日は11月19日(土),20日(日),23日(水・祝),26日(土),27日(日)の5日のみでした。
この路線の特筆すべき点としては約26年間市バスの運行が無かった区間を走行することです。長い間市バスの運行が無かった区間というのが、一条通りの広沢池・佛大広沢校前停留所から大覚寺門前交差点までの間です。この写真を撮影したのは市バス路線が復活した区間内にある一条通りの北嵯峨高校前で、個人的には10代後半の3年間を過ごした思い出深い場所ですので、そこに市バスが走っているのが深く印象に残りました。

北嵯峨高校と嵐山は結構近いので、嵐山まで行って帰ってきたバスも同じ場所で撮影しました。この路線は烏丸営業所が運行を受け持っていて、長らく市バスの運行が無かった区間にこの辺りでは見慣れない営業所の車両が走っているのもより新鮮に感じました。

楽洛金閣寺・嵐山ラインの路線図です。北大路バスターミナル(地下鉄北大路駅)を起終点として、途中に金閣寺、龍安寺、仁和寺、大覚寺などの観光地を経由して嵐山までを運行する経路です。
京都市バスの過去の路線について少し調べたところ、26年前に運行が無くなった広沢池~大覚寺門前交差点間の市バス路線というのは今回運行された臨時バスとほとんど同じ経路で運行されていた臨時の急行系統らしく、金閣寺と嵐山を直接結ぶ路線が約26年の時を経て再び観光路線として復活したことになるようです。

北嵯峨高校の前から移動して、広沢池・佛大広沢校前停留所にやってきました。山越通りとの交差点からこの停留所までの広沢池沿いを通る区間には、59系統の一部便(59A,59B)が日中時間帯に毎時1本ずつ運行されています。この停留所を発着する59系統は写真右側の広沢池方面からやってきて停留所で転回すると来た道を戻るので、写真左側の大覚寺方面に市バスが行くことは長い間ありませんでした。

今回の臨時バスは広沢池・佛大広沢校前停留所の前を通過して大覚寺方面に向かいます。この路線は快速バスとして運行されていて、車両に掲出されたステッカーにも臨時快速と表記されていましたので、主要な停留所以外は通過だったようです。

今回の活動では移動手段として原付バイクを使用しました。家から北嵯峨高校付近まで自転車で行く体力は既に無いので、便利なバイク移動を選択しました。(高校生っていいな~)。機動力があるので、今回のように少しずつあちこちを移動する際には強い味方となります。

この辺り一帯は歴史的風土特別保存地区に指定されていて、新たに開発事業などを行なうことが大きく制限されるので昔ながらの自然豊かな風景が残されているのが魅力です。

その美しい風景をバックに走る市バスを撮影しました。この臨時バスは2台で運用されていて、この日(11/20)は1枚目写真の3029号車(いすゞエルガ・ワンステップ)と写真の3533号車(三菱ふそうエアロスター・ノンステップ)の2台でした。特にいすゞエルガのワンステップ車は烏丸営業所のみに在籍する形式ですので、今回は一条通りで撮影できて良かったです。

原付バイクの機動力を活かして大覚寺停留所にも行きました。この停留所は28系統と91系統の起終点となっていて、どちらの路線も現在は洛西営業所(近鉄バス委託)の管轄ですので、この場所に烏丸のバスがやってくるのは見慣れない光景でした。LED表示は消えていますが、洛西の今年度の新車である4031号車と並びました。

大覚寺停留所を発車する臨時バスを見送ってから帰りました。この日は3時間ほどの活動時間でしたが、色々な場所で記録できてよかったです。
次回の更新からは旅行記に戻ります。お楽しみに。
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- 2022/11/29(火) 23:21:18|
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