こんばんは。管理人です。
今日は先日購入したKATO新製品のE129系のレビューをお送りします。前回は車両の各部品や付属品について紹介しています。

E129系の特徴を確かめるべく、(父)が持っているKATO製品のキハ25を借りてきました。しばらくの間借りて色々と研究しようと思います。

E129系の動力ユニット(写真左)は高さがとても低くなっていて、トレーラー車と連結してもその低さがよくわかります

E129系では2両編成・4両編成共に片台車駆動の構造になっていて、非駆動側となる先頭台車はトレーラー車と同じ台車が付いています。モーターはKATOが新たに採用を始めたスロットレスモーターが採用されています。このモーターはE129系より先に発売された683系4000番台や300系新幹線などでも採用されていて、今後もこのモーターを採用した新製品のリリースが続々と予定されていることからもメーカーの一押しであることがうかがえます。

スロットレスモーターと従来型モーターの動力ユニット(キハ25用)を比較してみます。両者を見比べるとコイルの巻き方が異なっています。

スロットレスモーター本体に付けられた磁石は磁力が大変強いので、他の動力ユニットと近づけすぎると引き寄せられることがあります。モーターの比較写真を撮影するのに並べていると引き寄せられる現象が頻繁に起こりました。

ピンセットやはさみなど鉄製の物で持ち上げることも出来るぐらいには磁力が強いです。

スロットレスモーターの最大の長所は低速でもスムーズに走行するところです。音も静かで滑らかな走りが楽しめます。


しかし、このモーターの特徴である強力な磁石は時に弱点ともなります。TOMIXなどの他社製ポイントレールを通過する際に、分岐器を動作させる部分の金属に反応して動力車が通過中に分岐器が動作することがあります。この誘導障害によって走行中にポイントが転換することで通電しなくなって車両が停まってしまうことや、泣き別れ脱線のリスクも考えられます。ポイントを直進する場合には起きにくい問題ですが、曲がる場合は結構な頻度で誤動作が起こるので、これについては念入りに研究を進める必要がありそうです。
E129系は我が家の模型では新機軸となるアイテムがたくさんあるので、引き続き研究しながら遊びたいと思います。次回のレビューもお楽しみに。
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- 2022/11/08(火) 23:15:36|
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