こんばんは。管理人です。
今日は模型の記事をお送りします。今回はいつもの製作記ではなく、久しぶりに購入した新品の完成品模型を紹介する記事です。

今回購入したのはKATO製品のE129系0番台4両セットです。一昨日にメーカーから出荷されたばかりの新製品で、今回は4両編成の0番台と2両編成の100番台が同時に発売されました。この形式の製品化が発表されたのが4月で、それから少し経って6月には予約して発売日を楽しみに待っていました。

早速開封の儀を執り行いました。新品を買うことが滅多に無いので、ケース内のウレタンから発せられる独特の香りが新鮮に感じました。

ケースを開けた瞬間から模型の完成度の高さがうかがえました。今回発売された4両編成のブックケースは8両対応で、同時発売の2両編成と来年2月に発売予定の霜取りパンタグラフ付きの2両編成を一緒に収納出来るように考慮されています。

線路に載せました。色彩が美しく、造形もしっかりとしています。KATO製品を買うのはこれが初めてですが、実際に手にとってみることで安定の高いクオリティーを再認識出来ました。

先頭車の印象把握もしっかりとしています。前面の曲線や独特の形状をしたスカートなど、E129系の特徴を余すところ無く再現しているという印象です。

屋根上の機器類も抜かりなく再現されています。車両の中心付近にある冷房装置の横にはブレーキ抵抗器があり、これは列車本数が少ない区間で架線に電気を返す回生ブレーキが使えない場合にモーターから発生した電気を熱として放出する機器です。屋根上は鉄道模型では特に目立つ部分ですが、どの機器も造形がしっかりとしていて見応えがあります。

側面はステンレスの表面仕上げ方法が部分的に違うのが再現されています。また、連結面にはボディーマウント式のフック無し密着連結器が付いていて車両同士の連結間隔が実感的になっているほか、クモハE128の床下にある汚物タンクも再現されています。

中間の連結面です。従来のKATOカプラーは密着連結器の下にあるフックで連結する構造でしたが、新しいタイプではフックが無く密着連結器本体で連結する構造に変わっています。フック無しの密着連結器を導入するのはこの製品が初めてですが、実車にとても近い形状の連結器で連結出来るのが強みかと思います。

密着連結器の尖った部分の下にある突起が連結器の下側にある穴に引っかかることで連結できる仕組みです。管理人的にはとても画期的な仕組みだと思います。
KATOのE129系は我が家の模型では初採用となる新機軸がたくさん詰まっているので、来週もこの製品の紹介をしようと思います。次回もお楽しみに。
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- 2022/10/27(木) 23:18:58|
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