こんばんは。管理人です。
今日も8月24日の日帰り福井旅行記をお送りします。前回は福井駅からJR越美北線で終点の九頭竜湖駅に到着するところまでを紹介しています
。

九頭竜湖駅の駅舎です。ログハウス風の建物で木の温もりを感じられます。

駅に隣接する形でコンビニがあります。

駅舎の内部です。木の独特の香りが心地よいです。

駅舎内の待合室には越美北線の沿線で撮影された列車の写真が飾られています。四季折々の美しい写真ばかりでした。

路線の終端部です。
越美北線は九頭竜湖駅が終点となる行き止まりの盲腸線ですが、国鉄時代は福井(越前)と岐阜県の美濃太田を結ぶ越美線として建設が進められました。越美線は当時の始発地点だった南福井(貨物駅)と高山本線の美濃太田から岐阜と福井の県境に向けて建設が進められましたが、九頭竜湖駅までの北線と北濃駅までの南線が開通したところで建設工事が中断してしまいました。九頭竜湖から北濃までの未成線となった区間は大変な山道らしく、福井と岐阜を行き来するのは米原経由が主流になったことによる越美線の鉄道路線としての需要や国鉄の財政難を考慮すると計画の頓挫も納得できますね。1972年に北線の勝原(かどはら)~九頭竜湖間が開通したのち、国鉄末期に越美南線が長良川鉄道に移管されて現在に至ります。

この駅の滞在時間は10分と大変短い時間でしたが、路線の終端部まで行って車止めと停車中の列車を絡めて記録しました。この先の予定線が建設されることはありませんでしたが、未成線のルートや運行形態などを考えるのは楽しいものです。

駅前にある恐竜のオブジェです。結構迫力がありました。

この駅の時刻表です。越前大野~九頭竜湖間は列車の運行が1日に4.5往復しかなく、5時52分発の始発列車は前日の夜に回送列車として送り込まれるようです。今回は14時22分着の列車に乗車しましたが、その折り返しの14時32分発を逃がすと18時35分発まで4時間ほど列車が来ないので、忙しないものの10分間で駅周辺の様子を記録しました。

ホームに戻ると帰りの列車が発車の準備を行なっていました。帰りは福井駅から青春18切符を使ってここまでやってきた人が全員同じ車両に乗って引き返すだけなので、好きな座席を確保できました。

再び九頭竜川を渡ります。
この後は京都に帰るだけですので、ブログの記事としては次回が最終回となります。お楽しみに。
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- 2022/09/18(日) 23:05:24|
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