こんばんは。管理人です。
今日も8月24日の日帰り福井旅行記をお送りします。前回と前々回では普通列車を利用して福井に向かう様子を紹介しています。

福井駅前で福井鉄道の電車を撮影しました。この路線では新しい低床車も走っている中で元名鉄の連接車が主力として在籍しています。この日最初に見られたのは元名鉄880形で、福井の地でも880形として車番を変えずに活躍しています。

最初に撮影した880形が福井駅前停留所で折り返してきました。福井鉄道福武線の盲腸線区間である福井城址大名町~福井駅前間は、起点の越前武生と終点の田原町を結ぶ電車が福井駅前に寄り道する運行形態となっています。写真の電車も田原町発越前武生行きですが、福井駅前を経由して運行されます。

駅前で撮影した電車を追いかけて大名町交差点まで歩きました。この交差点は福井駅前に向かう線路の分岐点があり、その向こう側には福井城址大名町停留所があります。タイミングよく福井駅前で撮影した880形の越前武生行きと対向電車がすれ違うところを撮影できました。

上写真ですれ違った福井駅経由の田原町行きが、福井城址大名町停留所でスイッチバックを行なってこれから福井駅に向かうところです。この電車は元名鉄の770形で、福井でも同じ形式と車番で活躍しています。880形とは側面窓の構造が異なっていて、770形は名鉄らしい固定窓ですので個人的にはこちらの方が好みです。

770形の連接部分です。連接車特有の構造をした台車や屋根上の物々しいケーブルが魅力的です。

大名町交差点から福井城址大名町停留所まで移動しました。

交差点で撮影した770形はスポンサー広告のラッピング車でしたが、停留所では福井鉄道色の同形式も見られました。770形は880形と比べて車体幅が狭く、先頭部の飾り帯の形状も異なっています。

今回は福井城址大名町から田原町までの区間で元名鉄の電車に乗る時間を確保できました。一昨年の6月に福井鉄道の乗りつぶしを行なった際には低床車のF1000形にしか乗れなかったので、この日は前回のリベンジが果たせました。

扉が開くとその下からステップが出てくるユニークな構造となっています。元々、770形は名鉄線の中でも架線電圧600Vの線区と路面電車である岐阜市内線を直通するために作られた車両で、低いホーム又は道路上の安全地帯での乗降となる岐阜市内線区間で使われていた折りたたみ式のステップが福井鉄道では大いに活かされています。扉の開閉の度にステップを出し入れする様子は見ていて楽しいです。

終点の田原町に到着しました。二区間のみの短い乗車ではありましたが楽しめました。
この後も引き続き770形に乗車したので、次回はその様子を紹介します。
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- 2022/09/11(日) 22:55:51|
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