こんばんは。管理人です。
今日も京都鉄道博物館の記事をお送りします。前回は期間限定展示の建築限界測定車オヤ31形を紹介しています。

オヤ31形最大の特徴である矢羽根がある側の妻面は扉の高さが低くなっています。これは通常の高さの扉だと矢羽根と干渉するためだと思われます。

車内から見ると矢羽根が結構な長さであることが分かるので、扉の高さが低いのも納得できます。事業用車の車内を見られる機会は大変貴重なので、この車両の構造を知ることが出来て良かったです。

車端部にある4つの銘板です。製造時の銘板(昭和12年・梅鉢車両会社)と「日本国有鉄道」の銘板に加えて、戦後に進駐軍の専用車に改造された際の銘板(大船工場)と昭和32年に建築限界測定車に改造された際の銘板(長野工場)が1ヵ所にまとめられています。

今回のオヤ31形以外にも現役車両が多数展示されてきた車両工場エリアには車両の屋根上が見られる通路が設けられていて、事業用車や電気機関車だと多数の屋上機器が並んでいて見応えがあると思います。

現役車両を至近距離でじっくりと見られるのが京都鉄道博物館の魅力の1つです。特に営業線上では床下機器には近づけないので、細かく観察するにはいい場所です。

車両工場エリアの線路上にはこれまでに展示された103系や117系用の停止位置を示すテープが残っていました。

車両の搬出入口の扉です。

搬出入口の外側ではトワイライトプラザの前を横切るようにして線路が敷かれています。

写真の先で営業線と繋がっています。隣の留置線には嵯峨野線などで走っている221系が置かれているように、この線路は営業線ととても近い関係にあります。

オヤ31形を見た後は昼食を取ることにしました。当日中であれば何度でも再入館が可能ですので一旦外に出ました。嵯峨野線の梅小路京都西駅付近に保存されている京都市電2001号車は屋根が無いにも関わらず良い状態が保たれています。
この後も引き続き京都鉄道博物館を見て回ります。次回もお楽しみに。
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- 2022/08/23(火) 23:03:43|
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