こんばんは。管理人です。
今日から新シリーズの記事を8回にわたってお送りします。JR西日本に在籍している建築限界検測車のオヤ31形が7月26日~8月14日の期間限定で京都鉄道博物館で展示されるとのことで、一度見ておきたかったので行ってきました。

京都鉄道博物館の入口です。尖った形状が特徴です。

博物館の出口となっている旧二条駅舎です。かつての梅小路蒸気機関車館時代はここが入口で、歴史的な価値の高い建物であることから京都鉄道博物館になっても活用されています。

入口を抜けるとすぐにプロムナードというエリアがあります。このエリアにはC62形蒸気機関車の26号機や80系電車のトップナンバーなど、かつて大阪の弁天町にあった交通科学博物館で展示されていた車両が数多く移設されました。

80系の横には0系新幹線のトップナンバーも展示されています。こちらも交通科学博物館から移ってきた車両で、当時と同じ21-1=16-1(グリーン車)=35-1(ビュッフェ車)=22-1という編成が組まれています。

0系の下り方先頭車である21-1号車の車内です。現役当時の様子がそのまま残されていて、当時の新幹線普通車は座席のリクライニングが出来なかったことを窺い知ることができます。

103系電車のトップナンバーであるクハ103-1もプロムナードに展示されています。前面の窓が金属板支持になっていたり、側面の戸袋窓が埋められていたりするJR西日本仕様で保存されている点もこの車両の歴史を物語っています。現役時代最末期は阪和線で活躍しましたが、博物館入りに際してはこの車両が長く活躍した大阪環状線のオレンジ色に塗装されました。

クハ103-1は常時車内に入れます。JR西日本の103系自体は僅かな両数ながら活躍が続いていますが、化粧板が青みがかった色になっている初期製造の103系はもう本線上にはいないので貴重な存在です。

103系の横にはDD54形ディーゼル機関車の33号機が展示されています。こちらも交通科学博物館から移設されました。DD54形は活躍していた期間が大変短いので、こうして博物館に収蔵されていることは奇跡に近いかもしれません。

C62形の後ろに展示されているマロネフ59形客車です。3軸台車が特徴の寝台客車です。

その車内を覗いてみました。ベッドと椅子が置かれている室内は高貴な感じがします。
この後は本館に入って見学を続けます。次回もお楽しみに。
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- 2022/08/14(日) 22:56:03|
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