こんばんは。管理人です。
今日は模型製作記をお送りします。鉄コレからの改造で大井川鐵道7200系を製作していたのが先日完成したので、今回は完成報告の記事をお送りします。

2月末から製作を開始したので、製作期間はおよそ5ヶ月でした。最初の頃は病気療養の合間に工作を進める程度しか出来なかったので、2両にしては長い期間がかかりました。
主な工作としては写真の切妻前面の自作と側面の切り継ぎ作業です。前面はいくつか試作を重ねて窓と貫通扉の大きさのバランスを工夫したほか、グリーンマックス(以下GM)の東急8500系キットから移植した乗務員室扉と自作の前面を合わせるための調整作業が難しかったです。

実車は両運転台の単行電車ですが、現地では検査時などを除いて2両編成で運転されることが多いようです。模型ではモハ7204(右)とモハ7305(左)のそれぞれ片側のみボディーマウント式TNカプラーを付けています。単行電車を2両ぐらい繋げて走らせるのはローカル線感が出ていてとても好きです。

ダイヤモンドカットと呼ばれる元から運転台のあった側は東急7200系の雰囲気を残しています。ちなみに、モハ7305のダイヤモンドカット側にあった赤帯は東急を引退してから最初に譲渡された青森県の十和田観光電鉄時代に剥がされたようで、大鉄に再譲渡された今でも帯が無い姿で活躍しています。

この作品の種車となった鉄コレの上田交通7200系2両セットのうち、パンタグラフの無いクハの屋根上では冷房装置の移設に加えてパンタグラフ台座と屋上配管の新設を行ないました。また、パンタグラフ周辺の配管は屋根上の資料が充分に得られなかったので一部の配管を省略しました。なお、元からパンタグラフがあった車両には配管のモールドがありますが、自作配管との質感の差を無くすべく2両共に全ての配管を製作しています。

先頭部の床下には連結器以外にもジャンパ栓や小さい機器箱などを取り付けています。実車の先頭部にも色々な箱が付いているので、細かい一工夫でも少しは実感的になったかと思います。

側面の種別行先表示はプラ板にデータを印刷した紙を貼り付けてから窓の内側に接着しています。雰囲気だけでも掴めたと思います。ちなみに、実車には側面に表示幕装置が付いていないので、この部分は種別・行先が書かれた板を窓の内側に差し込む構造になっています。

完成したら走行試験を行ないます。管理人の製作した模型は必ずR243のカーブ(半径243mmの円と同じ曲線)を通過出来るように作っているので、曲線走行試験ではS字カーブを作って走らせています。この2両は問題なく走行出来たので、今後はレイアウトなどで運転会を行なう際にも持参したいと思います。

(再掲載)
大井川鐵道の千頭駅で撮影した実車の写真です。乗ったことのある電車を自分の作品として製作出来てよかったです。地道な現物合わせの作業が続きましたが、完成が近づくにつれて楽しくなってくるものですね。
暑い夏の間は模型製作を一旦休止しますが、秋になって涼しくなってきたら新しい作品を作れるように頑張ります。
★おまけの1枚

本日、家族の1人が無事に誕生日を迎えることが出来ました!
ここ直近の健康診断の結果は3人とも良好な数値になりつつありますが、暴飲暴食は慎み1人1個ずつにしました。とりあえず家族が皆健康で居られることに感謝しながら食べました。次の1年も健康で居られますように!
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- 2022/08/11(木) 23:13:05|
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