こんばんは。管理人です。
今日も一昨日に引き続き近鉄の観光特急「あをによし」の乗車記をお送りします。前回は京都駅に停車中に撮影した記録を紹介しています。

あをによしの種車となったのは汎用特急車の12200系で、観光特急は他の車両と連結して走る機会が無いことから前面の貫通扉が埋められていて当時の雰囲気とは異なっています。

先頭にはこの列車のシンボルマークが取り付けられています。また、種車にあった連結器下部の電気接点が撤去された姿や車体裾に移設された標識灯・尾灯、改造されたスカート形状などが印象的です。

2号車のサロン席1区画の定員は4名で、かなり広い区画になっているので通路が車両の端に寄せられています。

4号車にはライブラリースペースが設けられています。備え付けの観光ガイドブックなどをソファーに座って読めるようになっていて、終点に着くまでに観光地を下調べすることも出来ます。

今回乗車した列車の特急券です。この列車には1人用の座席は無いので、ツイン席に大人1人で乗車するには大人1人分の乗車券と特急券に加えて子供料金の特急券も購入する必要があります。今回は京都から奈良まで乗車したので、運賃640円+特急券・特別車両券(大人)730円+特急券・特別車両券(子供)370円で1740円かかりました。

2号車の販売カウンターで購入したあをによしバターサンド{レーズン&マロン}です。あをによしの車内限定で販売されている商品で、コーヒー(アイスまたはホット)か紅茶のどちらかをセットにして販売されているので軽食として車内で楽しめます。

あをによしの車両をイメージして作られた紫色の生地で栗味のクリームをはさんだお菓子で、まろやかな味わいで大変美味しいです。

京都駅を発車しました。これから奈良までの短い旅が始まります。

乗車時間35分で終点の奈良に到着します。京都~大阪難波間を運行する列車だと約1時間20分乗車出来るので、じっくりと堪能するならそちらへの乗車も良いかと思いました。

3年と11ヶ月ぶりに近鉄奈良駅を利用しました。京都~奈良の区間で特急に乗車することはこれまで無かったのですが、あをによしは大人1人と子供1人の特急券・特別車両券を購入するだけの価値はあると思います。
明後日の記事は模型製作記の続きをお送りします。お楽しみに。
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- 2022/08/09(火) 22:37:21|
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