こんばんは。管理人です。
今回から新シリーズの活動記をお送りします。4月末から新たに運行を開始した近鉄の観光特急「あをによし」に乗ってきた様子を2記事に分けて紹介していきます。

京都駅に停車中のあをによしです。この特急は京都と奈良・大阪難波を結んでいて、京都~大阪難波間の運行が1日1往復、京都~奈良の運行が1日2往復で原則として木曜日は運休となります。

あをによしで使われる19200系は、以前汎用特急車として活躍した12200系からの改造によって登場した形式です。先頭の貫通扉や一部の窓が埋められていて紫色の塗装が施されていますが、屋上機器に種車の面影を偲ぶことが出来ます。

4両編成の3号車に連結されるサ19351です。車椅子用の設備を持つこの車両は観光特急への改造に際して扉位置の変更と引き戸化、車椅子対応トイレの設置が行なわれています。また、4両編成の中でこの車両だけデッキと客室の仕切り扉が開口幅の広い両開き式になっています。

あをによしには個室はありませんが、2号車のモ19251にはグループでの利用に対応したサロン席があります。

1,3,4号車は全席がツイン席となっていて、向かい合う座席の間にはテーブルが設けられています。この座席は2人での利用が想定されているためか、座席の向きが変えられないのが特徴です。

ツイン席のうち片側は座席が斜め方向を向いていて、窓の方を向いて座るようになっているので眺めが大変良いです。

座席の形状はこれまでに無いような斬新なもので、座ると体全体が包み込まれるような感覚になりました。乗車時間が短いのでリクライニング機構はありませんが、とても柔らかい座席で座り心地が良いです。

車内から見える行き先表示幕の裏側です。この部分は種車から変わっていないように思われるので、見慣れた書体で「京都ゆき」や「奈良ゆき」と表示されます。

隣のホームから発車する12400系との並びです。汎用特急車の色が変わったり色々な観光特急が登場したりと数年で大きく様子が変わった近鉄特急ですが、車両形式の種類はそんなに変わっていないようにも感じます。
この後は実際にあをによしに乗車します。活動記の続きは明後日にお送りします。また見てください。
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- 2022/08/07(日) 22:52:44|
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