こんばんは。管理人です。
今日も先月の九州旅行記をお送りします。前回は長崎電気軌道の乗りつぶしを終えて長崎駅に戻ってくるところまでを紹介しています。

長崎駅からは電気式気動車のYC1系で運転される普通列車竹松行きに乗車します。この列車は途中の浦上から喜々津までの区間で長崎本線の旧線を経由します。

車体側面には「HYBRID YC1」のマークが入っていて、その下にはYC1系という形式名の由来になった優しくて力持ちという言葉がローマ字で記されています。ちなみに、エンジンで発電した電力でモーターを回転させる電気式気動車の走行システムは、自動車に置き換えるとシリーズ式ハイブリッドという方式になります。

浦上駅の先では市布(いちぬの)方面への長崎本線新線と長与方面への長崎本線旧線が分岐しています。乗車中の列車は浦上から旧線に入るので、長与方面の信号機が青を現示しています。

長崎本線の現在のメインルートである市布経由の新線は電化されていて特急列車も多数運行されていますが、旧線の方は非電化となっています。

浦上を出てからしばらくするとトンネルに入る新線と分かれます。

途中の長与駅で列車の行き違いのために数分の停車時間がありました。浦上からこの駅までは沿線に住宅の多いエリアということもあり、長崎~長与間の区間列車も設定されています。

長与を過ぎると一気に海と山が近く感じるようになります。
電気式気動車という乗り物自体が初体験でしたが、普通の電車と同じようにVVVFインバーター制御の音を発しながら走り出したかと思えば、速度が上がってくるとエンジンで発電をする音でモーター音がかき消されるという独特の走行音を楽しめました。

大草~東園では海沿いを走行します。

喜々津駅(ききつ)で新線と再び合流します。

長崎から乗って来た列車はこの先諫早から大村線に入って竹松駅まで運転されますが、この後は竹松駅より先の佐世保線佐世保駅まで向かう列車に乗り換えます。
旅行記の続きは明後日にお送りします。また見てください。
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- 2022/02/03(木) 23:28:09|
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