こんばんは。管理人です。
今日もGMストラクチャーキットの京阪600形製作記をお送りします。前回は屋根上の塗装を行なってからスカートを自作するところまでを紹介しています。

前回の記事で紹介した自作のスカートを取り付けて完成となります。603-604編成は大津線100周年記念で塗装された本線特急色に、613-614編成は現行の一般色にそれぞれ仕立てました。2編成がこのカラーリングで並んだことはありませんが、本線特急色の600形は個人的にお気に入りなので今回のプロトタイプに選びました。

前面の塗り分け線を真っ直ぐに出せたので綺麗な仕上がりになったかと思います。

連結面の雨樋は実車の形態に合わせて作り分けています。キットをそのまま組むと特急色の603-604編成の見た目になるので、一般色の613-614編成の張り上げ屋根部分は雨樋を自作しました。

屋根上の配管は元のモールドを全て削り落としてフルパイピングで仕上げています。プラ成型のモールドでは出せない質感に挑戦出来るのがキット製作の醍醐味かと思います。

動力ユニットは偶数車(604,614)に組み込んでいます。鉄コレ用動力を使用しましたが全く違和感の無い見た目になりました。

最後まで残していた作業は連結器の加工です。今回製作したキットは走行化非対応のストラクチャーキットということで展示用のドローバーが付属しますが、鉄コレ動力と連結出来る感じには見えなかったのでドローバーは使用しません。

動力を入れないトレーラー車の床板にはドローバー用の穴とは別に穴を開けて、そこにプラ棒を差し込みます。

鉄コレ動力側は付属しているカプラーポケットとアーノルドカプラーを活用します。アーノルドカプラーの先端にプラ材で細工を施して、相方のプラ棒を引っ掛けた際に抜けないようにしています。

嵌め込みタイプの前面窓パーツが付属していない603-604編成については前面窓を自作しました。寸法を測ってから透明のプラ板を切り出して、隅のRは現物合わせでの加工になります。ワイパーが無いのでエッチングパーツを入手して取り付けました。
これにて京阪600形製作記は終了となります。自分で工夫して作品を仕上げる楽しさを感じられました。
明後日からはようやく今年最初の旅行記をお送りします。また見てください。
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- 2022/01/13(木) 23:08:03|
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