こんばんは。管理人です。
今日もGMストラクチャーキットの京阪600形製作記をお送りします。前回は妻面周りの雨樋を自作する様子を紹介しています。

屋根上の工作をする前に実車を観察してきました。600形と700形が活躍する京阪電車の石山坂本線では写真の京阪石山駅付近が屋根上の観察がしやすいです。

びわ湖浜大津駅の前にある歩道橋からも屋根上の観察が出来ます。

実車資料を得たので模型製作を進めていきます。まずは屋根板の配管モールドを全て削り落とします。

ヒューズボックスから出ている配管をそのままパンタグラフの下まで引いています。

途中で配管を曲げる箇所では屋根板に穴を開けたところに銅線を差し込んで縛っています。パンタグラフの真下にはダミーのプラ製パンタグラフを固定するための穴があるので銅線の端はそこへ逃がしました。

試しに1つだけクーラーを置いてみました。クーラーの下側を少し削って配管を通す空間を確保しているのでぴったりと収まります。

これで1両分の配管作業になります。同じ作業を残り3両にも施工します。

4両全てに配管を設置しました。パンタグラフ付近や連結面寄りの配管の取り回し、ヒューズボックスから出ている配管を逃がす向きが坂本比叡山口寄りの奇数車と石山寺寄りの偶数車で異なる点も作り分けています。

ヒューズボックスから出ている配管の細さはプラでは出せない質感があります。

実車資料です。
この後は車体の塗装作業に移ります。京阪600形製作記は明日、明後日と続けてお送りします。また見てください。
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- 2022/01/07(金) 23:05:31|
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